野球評論家の高木豊氏(61)が29日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・0)に出演。
西武、巨人などで通算525本塁打を記録した清原和博氏(52)が11月30日に神宮球場で開催される試合形式のトライアウトで監督を務めることに言及した。

 対象となるのは日本のプロ球団を戦力外通告になった選手や高卒以上のアマチュア選手、米マイナーリーグの選手ら。
同7日に横浜市内で独立リーグの選手による予選会を行い、同30日に本選を実施する。

 主催するワールドトライアウト社が日本選手の米球界、外国人選手の日本球界への移籍をサポートするのが狙い。
日米のスカウトらが招かれ、清原氏は打順の決定などを任される予定だ。

 関係者によれば2008年の現役引退後、清原氏が公の場で指揮を執るのは初めて。

 高木氏は「復帰に向けて手を差し伸べたということでしょうね。だから悪いニュースではないと思う」としつつも
「トライアウトってことを考えると必死な選手が揃っているわけですよね。そこに清原が(いると)注目されると思う。清原もトライアウトじゃないかっていう」と指摘した。

 一方で、清原氏の球界復帰については「復帰してほしいですよね」と述べ、
「あれだけの成績を残して貢献した選手なのでね。僕も応援していますし、きっかけになればいいなと思います」と願った。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20191029/npb19102922070012-n1.html