2020年東京五輪のマラソンと競歩の札幌移転案を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員長を務めるジョン・コーツ副会長と東京都の小池百合子知事が25日、都庁で会談した。

今回の問題でIOC幹部と小池知事が直接会って話すのは初めて。

コーツ氏は、猛暑の東京でマラソン、競歩を実施することは危険とあらためて主張し、札幌開催を「IOCで決定した」と伝えた。

札幌で競技を行った場合、マラソンと競歩のメダル授与式は東京で実施する案を新たに提示。男子マラソンについては閉幕日の8月9日に実施することから、メダル授与式を閉会式に組み込む案を示した。

[2019年10月25日16時38分]
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