今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島・会沢翼捕手(31)が5日、マツダスタジアムを訪れ、球団との残留交渉に臨んだ。
会沢は「きょうも話をさせていただきました」と、すでに話し合いが複数回に及んでいることを示唆。その上で「球団と話をさせてもらってますし、
なるべく早く決められたらいい」と、まずは権利を行使するか否か、早急に決断する考えを示した。

 交渉役となった鈴木清明球団本部長(65)は「まだ交渉中。途中経過はお話しできない」とだけ説明。しかし、会沢が国内FA権の取得条件を
満たした5月の時点で「(残留すれば)これから10年以上、正捕手は安泰。40歳(すぎ)までやってもらいたい」と話すなど、慰留に全力を
尽くす方針を固めている。広島は昨オフ、丸(現巨人)がFA宣言した際には、宣言残留を容認する方針を打ち出した。

 FA権を行使する場合は、日本シリーズ終了翌日から土、日、祝日を除く7日以内に在籍球団に通知する。「FA宣言選手」として公示された翌日から、
すべての球団と契約交渉が可能になる。  

スポーツ報知
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