マーカー2人を立て続けにかわして左足を一閃

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この夏にレアル・マドリーのカデーテA(U-16チーム)からフベニールC(フベニールは17〜19歳がプレー。マドリーのCチームは基本的に17歳以下の選手で構成)に昇格した“ピピ”こと中井卓大の一撃が話題を集めている。

【動画】見事なドリブルから左足でゴラッソ!中井卓大が投稿した鮮烈ミドル弾はこちら!https://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=64760


 18チームが戦うリーグ戦に参戦しているフベニールCは、9月28日にその第3節を戦い、アルバカのフベニールCに6−1の大勝を飾った。

 その6発のうち、とりわけ鮮烈なゴールを決めたのが、日本の15歳だった。
 
 3‐0で迎えた39分、ペナルティーエリアの外側のやや右寄りでこぼれ球を拾うと、ダブルタッチで敵のプレスを颯爽とかわし、中央へドリブル。マーカー2人を立て続けにかわしてシュートコースを作ると、左足を振り抜き、見事なミドルシュートを突き刺してみせた。

 スペインの全国スポーツ紙『AS』は、この中井の昇格後初ゴールとなったゴラッソを動画付きで紹介。「バルデベバス(マドリーの練習場)は衝撃を受ける。マドリーの新たな希望、ピピのゴールだ」と見出しを打ち、「“ピピ”タクヒロ・ナカイは、マドリーのフベニールCのスターのひとりだ。彼は15歳で、週末にこのゴールをマークした」と綴った。

 ひとつ上のカテゴリーでも特大のインパクトを残した15歳から、今後も目が離せない。

9/30(月) 6:28 サッカーダイジェスト
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