(セ・リーグ、ヤクルト2x−1巨人=延長十回、25回戦、巨人14勝11敗、28日、神宮)ヤクルトは28日、今季最終戦となる巨人戦(神宮)に2−1でサヨナラ勝ちし、59勝82敗2分けでシーズンを終えた。
来季の新監督には高津臣吾・現2軍監督(50)が就任することが決定的となっており、近日中に発表される。
最下位からの巻き返しへ、7月に国内フリーエージェント(FA)権を取得した日本ハム・中島卓也内野手(28)の獲得調査を進めていることが、明らかになった。

 延長十回の末、太田のサヨナラ打で最終戦を制した。今季限りで退任する小川監督は、試合後のセレモニーで「監督としての力が足りず、最下位に終わった。
本当に悔しく、ファンの方々に申し訳ない」と言葉を並べた。

 最下位からの巻き返しへ、来季新監督には高津2軍監督の就任が決定的となっている。近日中に発表される見通しの中、チーム再建へ、FA補強を検討していることが明らかになった。

 調査を進めているのが、堅実な遊撃守備とカット打法で知られる日本ハム・中島だ。今季739失点は12球団ワースト。
97失策もワースト2位と投手力を含めたディフェンス面が最大の課題となっている。特に遊撃は、西浦が左肘骨折で離脱するなど38試合の先発出場に終わり、奥村は51試合、広岡は40試合…と固定できずに苦しんだ。
日本ハムでは主将を務めるなど、経験豊富な28歳は再建に動き出すチーム方針に合致する。

https://www.sanspo.com/baseball/news/20190929/swa19092905020003-n1.html