1弱東大が東京6大学野球にいる理由 識者と考える

 創部100年、東大野球部の歴史は、敗戦とともにある。
 連敗、連続最下位など負のリーグ記録は、すべて東大のものだ。
 なのになぜ、今も東大は東京6大学野球に名を連ねていられるのか。
 少なからぬ人が疑問に思うことだろう。
 歴史を振り返りつつ、アカデミックな視点を交えて、3人の論者とともに東大が6大学に不可欠な理由を考えてみた。【取材=秋山惣一郎】

<ギリシャ的存在:東洋大教授・村田奈々子氏>

 東京6大学野球における東大の存在について考える時、ギリシャという国を重ねることで、見えてくるものがあると思います。

 ギリシャは小さく貧しい国です。
 今日の国際政治や経済における影響力はなく、近年は財政危機で破綻すらささやかれました。
 それでも欧州の、特に知識人にとって特別な国です。
 それはギリシャが欧州文明の源流、象徴と考えられてきたからです。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

日刊スポーツ 2019年9月11日11時0分
https://www.nikkansports.com/baseball/column/baseballcountry/news/201909100000172.html