0001チュー太郎 ★
2019/09/09(月) 06:19:07.70ID:Vzu47dz092019.09.06 https://citrus-net.jp/article/86503
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出典:ゼスプリ キウイ TVCM 2019 #01 「アゲリシャスダンス」篇より 【以下動画・画像略】
『恋のマイアヒ』のメロディーに乗せてキウイブラザーズがアゲアゲに歌い踊り話題になっている
『ゼスプリ』のテレビCM。僕自身も「おぉ、マイアヒか!」と印象に残っていたが、
原曲なんてしらないはずの小さな子供たちも学校や家庭で「アゲリシャス〜♪」と歌い踊るほどの大ブームっぷりらしい。
モルドバ出身のバンド『O-Zone』による『恋のマイアヒ』が日本でヒットしたのは2005年前後。
楽曲自体ずいぶん流行ったし『2ちゃんねる』のFlashムービーでも空耳アワー的に「飲ま飲まイェイ〜」とネタにされてたっけと懐かしいことこの上ない。
しかし、あれから15年たった今、どうしてこの曲が形を変えて再ブレイクしているのだろうか。
『ゼスプリ』のCMを企画している電通の北田有一さんに『恋のマイアヒ』起用のいきさつについてうかがってみた。
――ゼスプリのCMで本格的に歌モノを作るのは2016年以来ですね。今回、歌とダンスを軸にした内容を採用された理由を教えてください。
【略】
――「アゲリシャス」というワードはどうやって生まれたのでしょうか?
【略】
――なぜ『恋のマイアヒ』のメロディーを採用したのでしょうか?
昨年2018年には元O-ZoneのDan Balanが『恋のマイアヒ2018』(原題『Numa Numa2』)というタイトルでセルフカバーして、
PVもYOUTUBE上で話題になっていましたね。
北田:1000曲以上は聞いたと思いますが、親しみやすさ、懐かしさ、外国っぽさ、クセになる高揚感、
すべてのキーワードにはまったのは『恋のマイアヒ』と、あるもう一曲でした。
しかし、それぞれの曲で仮でつくったテスト映像を編集してみると、キウイを食べたときの感情によりフィットして見えたのは『恋のマイアヒ』だったので選びました。
最後の5曲くらいに絞った時に、調べていく中で2018年バージョンがあったことは知り、
いまでも人気があって活動されていることはもちろんプラスに考えましたが、直接の選考理由とは関係ありませんでした。
――CM人気はキウイブラザーズの特徴的なダンスも大きな要因だと思います。ダンスに込められたメッセージや狙いなど教えてください。
【略】
――リアルタイムで『恋のマイアヒ』を知る世代は30代以降になっていますが、そのメロディーが今の子供や10代の若者にもウケている現象をどう感じますか?
狙っていた部分や意図的な部分はあったんでしょうか?
【略】
――7月5日にYOUTUBEで公開された『【完成版】ゼスプリ アアゲリシャス公式Music』にはいろんな方が参加されていますね。
一般の方からきゃりーぱみゅぱみゅさん、ガチャピン、すしざんまいの社長まで!選考基準はどんな感じだったんでしょうか。
【略】
――今回のCMが本格的に「火がついてきた」と感じたのはいつ頃ですか?
北田:はじめに驚いたのはCMがオンエアされた初日です。ツイート数が例年の3倍以上あり、これはイケるかもと感じました。
次に火がついたかもと感じたのは、周りのお父さんお母さんから「うちの子供の学校で流行っている」という声を頂くようになってからです。
そして、本格的にヒットしたと確信できたのは『しゃべくり007』(日本テレビ)や『モニタリング』(TBS)など、有名バラエティ番組で取り上げていただくようになった時です。
またありがたいことに、グーグルさんから2019上半期のYoutube広告で第1位に選出いただいたり、今でも連日のように学校やお祭りなどのイベントで使用したいという問い合わせを頂いております。
僕は先日、とあるパーティーで戦前の大ヒット曲『東京ラプソディ』を歌ったのだが、中高年だけでなく絶対に曲を知らないはずの20代、30代も若者まで不思議なくらいにアゲアゲに盛り上がって不思議に感じていた。
しかし、今回のインタビューを通し、ある種の楽曲には、新旧や知ってる知ってないに関わらず、人の心を沸き立たせるパワーがあるのだという確信に至った。
また、そういったパワーを持つ名曲だからメジャー展開のチャンスに恵まれるわけだ。
『恋のマイアヒ』が『ゼスプリ』CMに起用され、再ブレイクしたのもそういった例の一つなのだろう。