精神科医の香山リカ氏が6日にツイッターに投稿。
北海道・釧路で育った父親が徴用工が虐待されているところを目撃し、「許すことはできないだろう」と徴用工の胸中に思いをはせていたことをツイートした。

香山氏は、北海道の歴史についてのツイートを引用。
そこには「北海道はアチコチにその歴史が刻まれている。わたしの故郷もそう。室蘭には戦時中、連合軍捕虜収容所もあり、米国人や英国人も劣悪な環境で虐待を受け重労働を課せられ、戦後はそこの所長がB級戦犯として処刑された。私の親は小さい頃、徴用工や捕虜が港湾工事で酷使されてるのを目撃している」とあった。

香山氏は「釧路で育った私の亡き父もです」とし、「子どもながら、徴用工が虐待されるところを見て『なぜあんな目にあわされてるのか』とショックだったと。晩年までずっと『あの人たちが怒るのは無理もない。到底許すことなんてできないだろう』と言ってました」とツイートした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000145-dal-ent