19日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、「様々な職業の人にお客さんへの逆クレームを聞いてみた件」と題し、働く側からお客に言いたいこと、という内容が放送された。

この中で、アパレル店員が訴えた問題が物議を醸している。

■試着室から…
試着室で「カシャカシャ」と写真を撮る人がいると話す女性アパレル店員。「若いから仕方ねえよな」と思うというが、「写真ダメだよね本当は」と苦言を呈している。インスタグラムへの投稿用で写真を撮る人が増えている、というものだ。

実際、インスタグラムで「#店の名前」で検索すると、試着室で撮った写真が多数出てくるのだとか。


関連記事:マツコ、インスタグラムの意義を問う 「『いいね!』って何?」に共感の声

■「買ってなくない?」
「ハッシュタグでだいたいわかる」とも続ける。ハッシュタグで「お買い物で〜」などと検索するとそうした写真が出てくるのだというが、「買いもしないで」「買ってなくない?」と、「買いもしないでインスタ用写真撮るな」と訴えた。

アパレル店員の意見を聞いていたマツコ・デラックスは「すげーな」と逆に感心しつつも、「モデルが着てるならともかく普通の人が着たってこれ着たいわってならない」と影響力はないのでは、と意見を述べた。

■村上も「反則やな」
番組を見ていた視聴者からも、買わずに撮るだけという行為に否定的な声が目立った。

「そんなやついるのかってドン引きした」


「試着室で写真だけ撮って買わないのはアカンやろ」


「買わずにインスタだけ撮るのクソだよな」


村上信五も「反則やな」と苦言を呈していた。


■実際は…
インスタグラムの普及で、買わずに写真だけを撮り、「いいね」を稼ぎたいのかもしれない。服の購入についてはこんな調査がある。

しらべぇ編集部が、全国10〜60代のSNSをやっている男女895名を対象に調査したところ、「SNSで紹介されている洋服を購入したことがある」人は、全体のわずか16.9%。

マツコも言うように、モデルで無い限りSNSに投稿されている服を買おうとする人は少ないようだ。インスタ映えばかり狙う人には耳の痛い放送となったはずだ。

https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20162146552/
2019年08月20日 12時30分 しらべぇ