履正社初V、星稜・奥川無念の涙…夏の甲子園決勝視聴率15・5%

 第101回全国高校野球選手権大会で履正社(大阪)が星稜(石川)に勝利し悲願の初優勝を決めた22日の決勝戦を生中継したNHK総合の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が14・9%(後1・50〜)、15・5%(後3・04〜)だったことが23日、分かった。
平日昼の時間帯ながら、今大会No・1右腕の奥川恭伸投手(3年)と重量打線の履正社との戦いの行方に注目が集まった。
 履正社は、今春のセンバツ1回戦で零封負けを喫した星稜のエース・奥川に11安打を浴びせてリベンジ。
1点の先制を許した直後の3回に4番・井上がバックスクリーン左に飛び込む逆転3ラン。
7回に同点に追いつかれたが、直後の8回には、先頭の内倉の右中間二塁打を足掛かりに1死三塁とし、野口主将が勝ち越しの中前適時打。
さらに2死二塁から岩崎(2年)の左前適時打で加点した。

 奥川は、今大会初被弾、初自責点がつくなど9回5失点を喫したが、最終回の9回にも153キロを計測するなど意地の投球。
それでも閉会式では涙を流し、悔しさをにじませていた。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/08/23/kiji/20190822s00001002269000c.html