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2019.08.14

桜井日奈子さんが主演を務めるFODオリジナル連続ドラマ『ヤヌスの鏡』が、8月15日(木)24時から配信される。同ドラマで桜井さんは、厳格な家庭で育つ真面目な高校生・裕美(ヒロミ)と、凶悪な不良少女・ユミという2つの人格を持つ少女を演じます。

原作は「週刊セブンティーン」に連載されていた人気漫画。1985年に杉浦幸さん主演でドラマ化され、“ヤヌスごっこ”という遊びが生まれるなど大ブームを巻き起こした名作が、34年の時を経て再び実写化されます。二重人格、さらには“不良”という役どころに初挑戦した桜井さんに、撮影秘話と自身の二面性について語っていただきました。

――34年ぶりの映像化ということに、プレッシャーはありましたか?

当時、折檻シーンを真似する“ヤヌスごっこ”が流行ったという話を聞いて、それだけ話題になるおもしろさがあったんだと思いました。ただ、前作を意識せずに“別の作品”として作りたいと聞いていたので、あえて1話しか見なかったんです。プレッシャーはありましたが、監督、スタッフ、共演者の方々を信じて、一緒に作っていけたらと思っていました。

――やはり気になるのは、国生さゆりさん演じる祖母・貴子による折檻シーンです。

ヒロミの人格が乖離してしまった原因の1つにお婆様の存在があるのですが、「これは二重人格になっちゃっても仕方ないよね」と思えるくらいに、しばかれています(笑)。そのおかげで心の底から泣くことができたので、目が腫れちゃって大変でした。折檻シーンの後は、ずっと目を冷やしていました(笑)。痛みも伴ったけれど、そうやって追い詰められていくヒロミを肌で感じたことが、ユミを演じる強さに繋がった気がします。

――(ヒロミの実父・甲本一成を演じる)萩原聖人さんとも初共演でしたね。

大先輩なので緊張しましたが、ユミのメイクの時に「お前、胡散臭い占い師みたいだな」と言われて、一気に和みました(笑)。一度、萩原さんがパワーを使う場面の撮影前に、動きながらセリフを繰り返しているところをお見かけしたんです。本番に向けて、自分のテンションを保つ具体的なテクニックも学べた気がしますし、すごく勉強になる現場でした。



<あらすじ>
ヒロミ(桜井)は、厳格な家庭に育ち、幼い頃から祖母の貴子(国生)に厳しく教育されてきた。特に異性との交友については厳しく、交際などもってのほか。しかし、ヒロミも普通の女子高生と同様に恋をし、ひそかに生徒会長の進東(白洲迅)に憧れていた。

ある時、進東の存在が貴子に知られ、激怒した貴子は納戸にヒロミを閉じ込めてしまう。その納戸で見つけた古い鏡台の引き出しの中には、口紅や香水、さらに母・由起子の破れた写真が……。動揺したヒロミは誤って香水を床に落としてしまう。すると、幼いヒロミが鏡台に映った自分に話しかけている姿を見て、過去の記憶がフラッシュバックし、遂には気を失う。気がつくとヒロミは全く違う人格のユミに入れ替わっていて……。

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