8/13(火) 21:18 AbemaTIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190813-00010019-abema-pol

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首が12日、東京・TOKYO MXを訪れ、タレントのマツコ・デラックスを痛烈に批判する抗議を行った。

 事のきっかけはマツコ・デラックスが7月29日放送のTOKYO MX『5時に夢中!』で「この人たちがこれだけの目的のために国政に出られたら、迷惑だしこれから何をしてくれるか判断しないと。今のままじゃ、ただ気持ち悪い人たち」「ちょっと宗教的な感じもあると思う」「(票数には)冷やかしもあって、ふざけて入れた人も相当数いるんだろうなと思う」とNHKから国民を守る党について発言したこと。これに立花党首が激怒。マツコ・デラックスが生出演中のTOKYO MXのスタジオ前まで訪れて、「N国に投票してくれた有権者をバカにした発言は許しがたい」「マツコ・デラックスをぶっ壊す!」と怒りをあらわにし、反論する機会を求め番組出演も要望した。

 この一連の様子は立花党首がYouTubeに動画をアップしているが、この中では「選挙で投票していただいた人に対してですよ。『ふざけてる』とか『気持ち悪い』とか、それを公共の電波で言ったら無視するんじゃなくて、見解出すべきでしょ」と訴える場面も。また、「今ね、内部情報が来てマツコ・デラックスがパニックになって番組降りると言ってるそうです。マツコ・デラックスが番組降りると言ってるそうです!」と、周囲に大声で報告するシーンも確認できる。

 テレビ番組の発言から大きな騒動に発展してしまっているが、この件について弁護士の仲岡しゅん氏は「支持するかどうかは別として、立花党首の喧嘩の仕方は上手いと思う。マツコ・デラックスさんという超売れっ子の方を相手にすれば話題にもなる。炎上のさせ方が上手いと言わざるをえない」とコメント。続けて「マツコさんの今回の発言は政治家に対する批判なので、本来ある程度許容されてしかるべきだと思うが、そこをスルーせず“有権者への冒涜だ“として生配信しながら主張するやり方は、話題作りとしてもある意味ですごいと思います」と見解を示していた。

 なお、TOKYO MXは一部報道に対し、マツコ・デラックスの番組降板の事実はないと発表している。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)