“怪物”ロナウドが熱望

日本の至宝はスペイン1部でプレーすることになりそうだ。

現地時間8月7日、『MARCA』紙などのスペイン・メディアは、『El Chiringuito TV』が報じたこととして、レアル・マドリーの久保建英がバジャドリーにレンタル移籍をすると一斉に伝えた。

サマーキャンプからトップチームに帯同し、プレシーズンマッチには4試合(103分間)に出場して小さくないインパクトを残した日本代表FWは、
しかし7日のレッドブル・ザルツブルクとテストマッチは招集外に。同じ日に行なわれたカスティージャ(Bチーム)のアルコルコン(2部)との試合に先発出場していた。

ジネディーヌ・ジダン監督は、3つのEU外選手枠に余裕がないこともあり、久保の扱いについて、「カスティージャに籍を置き、
トップチームのトレーニングに参加させる」との青写真を描いていたが、2部B(実質3部)のカスティージャでプレーさせるより、1部で経験を積ませたほうがいいと判断したようだ。

『MARCA』は、久保に対して、バジャドリーのほか、レバンテ、エスパニョール、マジョルカ、ビジャレアルの5クラブがレンタル移籍を打診していると報じていた。
 
バジャドリーは、かつて1999−2000シーズンに元日本代表FWの城彰二氏が在籍したクラブとして知られる。
現在、オーナーを務めるのは、マドリーでも活躍した元ブラジル代表の“怪物”ロナウド氏だ。
 
昇格1年目となった昨シーズンは、前半戦こそ快進撃を続けたものの、大失速して最後は16位に沈んだ。
『MARCA』紙は先日、「ロナウド自身がクボに強い関心を寄せているようだ。この夏の補強は上手く行っておらず、サイドで違いを生むアタッカーの補強が不可欠。
ファンはマドリーとロナウドの厚い信頼関係に期待をかけていることだろう」と伝えていた。やはり、ロナウド氏とマドリーの関係が、この取引の決め手となったのか。

はたして、報道通りに、久保はバジャドリーへと向かうのか。その動向に注目が集まる。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190808-00062532-sdigestw-socc
8/8(木) 5:00配信