短い出場時間でインパクトを残す
 
18歳の日本代表FWへの称賛が止まらない。

レアル・マドリーは現地時間7月30〜31日にミュンヘンのアリアンツ・アレーナで行なわれたアウディ・カップに臨んだ。準決勝でトッテナム・ホットスパー戦に0-1で敗れたものの、
翌日の3位決定戦では、5−3でフェネルバフチェとの撃ち合いに勝利。1勝1敗の3位で大会を終えている。

この2試合で、10分と17分という短い時間ながら、小さくないインパクトを残したのが、久保建英だ。
2戦とも得意ではない右足で「あわや初ゴール」という惜しいシュートを放てば、柔らかいボールタッチからの的確なパスでチャンスを作り出すなど、堂々たるプレーを見せた。

実際、スペイン全国紙『MARCA』が、試合後に行なったファンによる評価アンケートで、久保はトッテナム戦が2位、フェネルバフチェ戦が1位とビッグネームたちを抑えて、高い支持を受けている。
この活躍を受け、MARCA紙は「マドリーはクボに興奮している」との見出しで、この若武者を大きく取り上げている。

「日本のタケフサ・クボは、おそらくマドリーのプレシーズンにおいて最高のニュースだ。ジダン監督は、フェネルバフチェ戦で再び数分間のチャンスを与え、またしても輝きを放った。
彼がプレーするたびに、無限の可能性と注目に値するパフォーマンスを見せ、どのカテゴリーでプレーさせるべきかという問題を引き起こしている」
 
そこで、同紙はウェブ上で「クボをどこでプレーさせるべきか?」というファンへ向けのアンケートを実施。「トップチーム」、「カスティージャ(Bチーム)」、「1部の他のチームにレンタル」の3択で投票を募っている。
日本時間20時の時点では、6万8000人以上が投票し、次のような結果となっている。

・トップチーム 50%
・カスティージャ 9%
・1部の他のチームにレンタル 41%

「トップチームでプレーするべき」という意見が過半数に到達。多くのファンが、2部B(実質3部)のカスティージャに送るのには反対しているようだ。

トップチーム入りに向け最大の障壁は?
 
記事は、ジネディーヌ・ジダン監督は「クボに恋している」とし、指揮官からの評価は高いと綴ったうえで、ネックとなるのは「EU圏外枠」と指摘している。
「ラ・リーガにはEUパスポートを持たない選手の登録は3人までという規定があり、いまのところ、ともにブラジル代表のヴィニシウス・ジュニオールとエデル・ミリタン、ウルグアイ代表のフェデリコ・バルベルデに割り当てられる予定だ。
 
ただ、クボはピッチに立つたびに躍動し、隠れることなくボールを要求し、相手にとって危険なチャンスを作り出している。この日本人がいるといないではスピード感が違う。バルベルデがEUパスポートを取得すれば、すぐにその枠はクボに回ることだろう」
 同じくEUパスポートを持たないロドリゴを一歩リードした感のある久保。8月17日のラ・リーガ開幕戦のセルタ戦まで、残されたアピールのチャンスは、8月7日のレッドブル・ザルツブルク戦と、11日のローマ戦の2試合だ。

サッカーダイジェスト 8/1(木) 20:58配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190801-00062289-sdigestw-socc

写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190801-00062289-sdigestw-000-view.jpg

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