>>783
たけしは、芸人だけど、お笑いのこと分かってないんだよ。
しかも他人に影響されるしな。
自分がどっちかっつーと、時事ネタ漫才系だったのに、
90年代前半とかに、吉本のベテラン芸人の馬鹿の上岡龍太郎が、
「笑いで時事をいじるのは、色んな問題を抱えてる国だから。
日本みたいな大した問題が起きて無い国では、時事をいじる笑いは必要ない」
とか言ったんだが、
たけしはこれを聞いて、なんと同調したんだよな。ほぼそのまんま。
全然分かってないし、己を分析で来てないと思ったわ。

笑いで時事をいじることこそがむしろ芸人の本文で、俺に言わせれば、
「笑いで時事を面白おかしく料理できない芸人は芸人とは言わない」んだよ。
芸人には、常に、その時々に庶民が感じてることを代弁して笑わせる務めがある。
その時に飛ぶ鳥を落とす勢いの政治家だの芸能人だの、話題になってる事柄だのを
俎上に上げて、特に政治家だの芸能人だのの場合は、彼らを斬ることで庶民の留飲を下げさせる、
そういう”義務”と言っても良いほどのモノを背負ってるのが芸人なんだよ。

なのにたけしは、これ真っ向から否定するようなことを言った。

全然分かってないんだよな。

想像する者=評価出来る者

じゃないからな。

たけしは笑いは想像出来るかもしれないが、笑いを客観的に評価する力は無いんだよな。