『GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019』が27日に行われ、横浜F・マリノスとマンチェスター・Cが対戦した。

 先制したのはマンチェスター・C。18分、ベルナルド・シルヴァからのパスでペナルティエリア内右に抜け出したケヴィン・デ・ブライネが切り返しでDFをかわし、左足のシュートをニアサイドに突き刺した。だが、横浜FMもすぐに1点を返す。23分、エリア右から仲川輝人が狙うと、こぼれ球に反応したマルコス・ジュニオールがシュート。このボールがさらにこぼれたところを遠藤渓太が押し込んだ。

 その後は横浜FMがやや押し込む展開が続いたが、先に2点目を奪ったのはマンチェスター・Cだった。40分、デ・ブライネがダビド・シルバとのワンツーで自陣を持ち上がり、ディフェンスラインの裏へスルーパス。抜け出したラヒーム・スターリングがGKとの一対一を制して勝ち越しゴールをマークした。

 後半に入り57分、マンチェスター・Cは右サイドの裏を取ったカイル・ウォーカーの折り返しをスターリングがダイレクトで蹴り込んでネットを揺らしたが、ウォーカーがオフサイドだったとの判定でノーゴールに。その後も押し込む時間が続くが、なかなか追加点を奪うことができないまま時間が進む。一方の横浜FMは83分、エリア内中央でフリーになった中川風希が右足で狙ったが、GKクラウディオ・ブラボの好セーブに阻まれ、同点のチャンスを逃した。

 ようやく次のゴールが生まれたのは終了間際の後半アディショナルタイム2分。右サイドで仕掛けたアドリアン・ベルナベのクロスをルーカス・ネメヒャが押し込んでマンチェスター・Cが3点目を奪った。

 試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Cが3−1で横浜F・マリノスを下した。

【スコア】
横浜F・マリノス 1−3 マンチェスター・C

【得点者】
0−1 18分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンC)
1−1 23分 遠藤渓太(横浜FM)
1−2 40分 ラヒーム・スターリング(マンC)
1−3 90+2分 ルーカス・ネメヒャ(マンC)

【スターティングメンバー】
■横浜F・マリノス(4−2−3−1)
パク・イルギュ(76分 飯倉大樹);広瀬陸斗(78分 ツェティノヴィッチ)、T・マルチンス(76分 松原健)、畠中槙之輔(77分 伊藤槙人)、ティーラトン(76分 和田拓也);喜田拓也、扇原貴宏(77分 山田康太);仲川輝人(78分 中川風希)、三好康児、遠藤渓太(77分 泉澤仁);M・ジュニオール(58分 大津祐樹)

■マンチェスター・C(4−3−3)
ブラボ;ウォーカー(75分 ダニーロ)、ストーンズ、ラポルテ、ジンチェンコ(75分 アンヘリーニョ);ロドリゴ、デ・ブライネ(75分 ネメヒャ)、D・シルバ(60分 ギュンドアン);B・シルヴァ(82分 ポベダ)、スターリング(82分 ベルナベ)、サネ(60分 フォーデン)

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