反社会的勢力の会合に「闇営業」で出席し、報酬として100万円を受け取ったとして謹慎処分中の「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)の新たな疑惑が19日発売の週刊誌で報じられることが判明。窮地に追い込まれた宮迫は19日にも進退を明らかにするとみられる。

 宮迫は、6月に闇営業で大規模詐欺グループのイベントに出演したことが発覚。当初は金銭授受を否定したが、その後、報酬を受け取っていたことが発覚し「当面の間、活動を停止し謹慎処分」となっていた。

 吉本興業は、「決意表明」として反社会的勢力との決別とコンプライアンスの徹底などを呼びかけ、「万が一不祥事が判明した折には、世間の皆様にご納得いただけるような判断をしたうえで、世間の皆様及び関係者様に対してこの公式HPを通じて適切かつ速やかにご報告させていただきます」としている。

 再発防止のために、全タレントに「緊急コンプライアンス研修」を受講させるのと同時に、謹慎中のタレントにも複数回のヒアリングを行い、実態解明に乗り出していた。7月13日には、報酬金額を公表。宮迫が100万円を受け取ったことを公表していた。

 今回の報道を受け、吉本は「事実確認中」とし、「発表できることがあれば、リリースや公式HPで発表します」とコメントした。謹慎中に発覚した新たな疑惑。事実だと認定されれば、さらに重い処分が下されるのは必至。芸能界を引退する可能性も出てきた。

 【宮迫騒動の経過】

 ▼6月7日 FRIDAYが2014年12月に振り込め詐欺グループの忘年会に宮迫らが出演していたと報道。宮迫は「金銭は受け取っていない」と主張し厳重注意処分に。カラテカ・入江慎也は4日付で吉本から契約解除された。

 ▼同24日 宮迫、田村亮らタレント11人が金銭授受を認め、吉本は当面の間、謹慎処分にするとした。

 ▼同27日 吉本が「決意表明」として「コンプライアンスの徹底と反社会的勢力の排除に関する姿勢」を表明。全タレントに対する研修をスタート。

 ▼7月13日 吉本がタレントが受け取った報酬額を公表。宮迫は100万円、田村亮は50万円、他のタレントは10万以下。

7/19(金) 6:04配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000315-sph-ent

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20190718-00000315-sph-000-4-view.jpg