0001砂漠のマスカレード ★
2019/07/14(日) 09:43:30.34ID:H8FtV8Ln9あんな山奥にどんな人が住んでいるのか、どうやって暮らしているのかという興味と、行ってみると案外に暮らしは豊かで、うらやましいような悠々自適ぶりが人気なのだが、制作現場はとにかく苦労の連続だという。
「衛星写真で一軒家を探して、周辺でいろいろ聞いてたどり着いても、人が住んでいないことが、実は多いんです。住んでいても、テレビに出たくないという人はもちろんいますし、紹介するのはちょっとという暮らしだったりすることもあります。まあ、放送までいけるのは1〜2割ですね」(テレ朝関係者)
空振りをいとわない現場の意気込みが面白さにつながっているのだが、番組が知られ人気となったことで、新たな難題が出てきたという。スマホだ。この番組、アポなしで訪ねて、住人が戸惑ったり、構えない様子が新鮮で魅力なのに、スタッフが麓で聞き込みをしているうちに連絡がいっていて、四苦八苦して到着したのに、「お待ちしてました」と軽く出迎えられ、お茶でも出されたら、もう番組は成り立たない。
それでつまらなくなったのが、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」である。ぶっつけ本番旅を目指しているのだが、鶴瓶を見かけた住民たちはたちまち「いま鶴瓶が来てるよ」とスマホで連絡し合い、通りがかるのを家の前で待っていたり、店や自宅に誘う。リハーサルなしの行き当たりばったりというコンセプトは崩れ、それをリカバリーしようと、今度は鶴瓶が素人をいじりすぎて、いよいよわざとらしい印象になってしまっている。
「ポツン――」も最近は、「そろそろ、うちにも来るんじゃないかと話してたところだよ」なんて言われるようになっているから、心配である。
「うちの村にも一軒家があるよ」という「情報提供」は引きも切らないそうだが、自分たちで探すという制作方針は変えないという。山に分け入るスタッフたちが難渋するのは、突然現れるイノシシとシカ、ヤマヒルと毒ムシだそうだ。
こういう番組、応援したくなるね。
https://news.livedoor.com/article/detail/16771596/
2019年7月14日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL