セ・リーグが巨人の一人勝ち状態でペナントレースを折り返した。阪神に対し3連勝とした巨人は貯金を「17」に伸ばした。敗れた阪神以下、5球団はすべて借金という完全な1強5弱状態で球宴を迎える。

 球宴前に巨人との差を詰めようとした阪神の夢がもろくも崩れた。本拠地での屈辱的な3連敗で借金2、巨人とのゲーム差は9・5に。まだシーズンは続くとはいえ、逆転優勝への道のりは相当に厳しい。

 難しい状況は阪神に限ったことではない。同率2位で阪神に並んでいたDeNAはヤクルトに敗れ、阪神と同じく巨人とは9・5差。この両チームが2位というのが現実だ。

 以下、11連敗を喫した広島が借金5で4位。中日は借金6で5位。最下位のヤクルトは借金14で続いている。

 巨人以外の5球団のゲーム差を見ると、さらに独走ぶりがうかがえる。2位2球団と4位広島とは1・5差、5位中日とは2差しかない。最下位のヤクルトも含めても2位とは6差と、1位−2位間のゲーム差よりも小さい。

 ペナントレースは全143試合。各球団とも60試合前後残している。

7/10(水) 21:20配信 ディリースポーツ
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