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2019-07-08

実写映画版『ライオン・キング』(8月9日公開)のプレミアム吹替版声優発表イベントが8日、都内で開催された。シンバ役は俳優の賀来賢人(30)が務めることが明らかになった。

1994年公開のアニメーション映画『ライオン・キング』は、9億8000万ドルという興行収入を上げ、当時、世界一の記録を作った作品(現在は、『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』に次ぐ記録)。1997年には、この映画にインスパイアされたミュージカルがブロードウェイで上演され、最大のヒット作の1つとして現在も人気がある。

メガホンをとるのは『アイアンマン』シリーズを手がけたジョン・ファヴロー監督。主人公・シンバの声をドナルド・グローヴァーが務め、幼なじみのメスライオン・ナラ役を歌姫・ビヨンセが務める。

この度、発表となったのはシンバ役の賀来のほか、スカー役の江口洋介(51)、プンバァ役の佐藤二朗(50)、ティモン役のミキ・亜生(30)、ナラ役の門山葉子(24)の5人となった。

賀来はオーディションで役を射止めたそう。同作は小さいころから大好きな作品で、友人が劇団四季で『ライオン・キング』をやっていたことなど「個人的に勝手に縁を感じていました」とにっこり。「小さい子どももいるので絶対にシンバ役をやりたいと思っていたら、いただけた。全身全霊でやらせていただきました」と感慨深げだった。

亜生は声優が決まった瞬間を回想。タクシーに兄で相方の昴生、マネージャーと3人で乗車しているタイミングだったそう。「マネージャーが『亜生さん、ティモン役の声優決まりました! プンバァは佐藤二朗さんです!』と。お兄ちゃんは『なんでや!』と言ってました」と笑いを交えて説明した。昴生も「三木一族の代表で頑張ってこい」と激励されたそう。昴生は練習相手も務めたそうで「お前はティモンの本質をわかってない」と助言もされたという。「だいぶ、けいこをつけてもらいました」と笑った。そして「これは売れましたね。だって『ライオン・キング』ですよ。4月に東京に出てきたんですけど、出てきてよかった」と幸せそうな笑顔を見せていた。

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