淡々と、着実に、アウトを一つ一つ、積み重ねた。巨人先発の山口は鋭く落ちるフォークボールやカーブを有効に使い、8回を2安打2失点。
リーグ単独トップの9勝目を挙げた。
132球の力投を「何が何でも勝つつもりで投げた。気持ちいい」と振り返った。

試合前まで、防御率がリーグ2位だった今永に対し、リーグトップの貫禄を見せた。
二回にこの日初安打となる2ランで2点を失っても動じなかった。六回1死一、二塁のピンチではソトを外角低めの直球、筒香をフォークボールで連続三振に仕留めた。
DeNAの強力打線から今季最多となる12奪三振。防御率は2・01となり、2位以下を大きく引き離した。

貢献はマウンド上だけではなかった。2−2の六回には先頭打者でチーム2本目の安打となる二塁打を放った。
その後に勝ち越しのホームを踏み、この回4点の足がかりを作った。「9番打者で打席に入るので、何とか1本でも、と思っている。いいところで打てたのでよかった」。
打撃でも働きが光った。

自身は5連勝。「(自身の)勝ち星はおまけ。チームが勝てる状況を作るのが先発投手の役目」と頼もしい。
チームは今季最長タイの6連勝で、セ・リーグで唯一、貯金がある球団に。2位広島とのゲーム差は7に広がり、独走状態に入ってきた。(小川寛太)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000593-san-base
7/5(金) 23:45配信

https://news.biglobe.ne.jp/sports/0730/3464049880/jiji_yamaguchi1_thum630.jpg

https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2019/cl2019070501.html
試合スコア

https://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/pitcher?series=1
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