タレントで俳優のつるの剛士(44)が27日、都内で行われた次世代教育アプリ「Maria@home」の制作発表会に出席し、吉本芸人らが、
反社会的勢力の忘年会に会社を通さず出演し、金銭を受け取って処分されたことなどについて「僕は事務所を裏切るようなことはできません」と
コメントした。

 19歳で現在の事務所に入って、今年で25年のつるの。1997年「ウルトラマンダイナ」の主演で広く知られ、フジテレビ系バラエティ番組
「クイズ!ヘキサゴン2」でおバカタレントとして大ブレイク。同番組内で結成したユニット「羞恥心」では2008年に、第59回NHK紅白歌合戦にも
出場した。つるのは「自分を育ててくれた場所だし、自分がプロデュースすることをちゃんとパイプをつないでくれる場所なので、
僕は事務所大好きなんですね。だから僕は、事務所を裏切るようなことはできません」と訴えた。

 私生活では2003年にスタイリストの女性と結婚。子ども好きでも知られ「イクメン」としてもさまざまな賞を受賞している。
つるのは「5人の子どもを授かってお仕事させてもらって、振り返るとやっぱり事務所ありがたいなと思った。好きなことやらせてもらって、
壇上に立たせてもらって、偉そうなこと言ってますけども、僕にとっては事務所はありがたい場所」と感謝した。

 さらに「死んだおやじが言ってました。『世の中にうまい話なんて絶対ないぞ。200%、300%絶対ない。なんかうまい話があったら絶対乗るな』
ってちっちゃい頃から言われ続けた」と説明し、「お天道さまはやっぱり見てますからね。本当に悪いことしちゃいけないなって思いますよ」と
神妙な面持ちで説明した。また「そういったこともちゃんと子どもにも言って育てていきたい」とパパタレントらしく締めた。

デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/06/27/0012464945.shtml
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