コパ・アメリカ2019グループC第3節は日本時間25日、チリ代表vsウルグアイ代表の首位攻防戦がマラカナンスタジアムで行われた。

グループ突破を決めている両チームによる一戦。連勝している首位のチリ(勝ち点6)はアレクシス・サンチェスやチャルレス・アランギスらを起用したもののアルトゥーロ・ビダルらをベンチに置き、ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニらを送り出した2位のウルグアイ(勝ち点4)を迎え撃った。

試合序盤、ポゼッションを高めて攻め込んでいるチリに対して、ウルグアイはラインをあまり高く設定せずカウンターを狙っていく。
22分にはボックス内に抜け出したL・スアレスがGKアリアスとの1対1を迎えたが、上手くサイドに追いやられて得点に繋げることはできない。

首位浮上に向け勝利が求められるウルグアイはハーフタイム中に選手交代を敢行。ニコラス・ロデイロに代えてナイタン・ナンデスを送り出した。

0-0で迎えた後半、チリにアクシデントが発生。キャプテンの54分にガリー・メデルが負傷により交代を余儀なくされ、イゴル・リチノフスキが投入される。

それでも69分にはチリに決定機。左サイドからのクロスにパブロ・エルナンデスが飛び込んでヘディングシュートを放つと、これが枠を捉える。しかし、ゴール目前でホセ・マリア・ヒメネスにクリアされて得点は奪えない。

82分、ついに試合が動きを見せる。ウルグアイの細かい繋ぎからL・スアレスが左サイドに展開し、ボックス手前左のホナタン・ロドリゲスがアーリークロスを供給。カバーニが頭で合わせ、ゴール左のネットを揺らした。

試合は1-0でウルグアイがリードを保って終了。この結果首位通過を決めたウルグアイは日本時間30日にペルー代表、2位のチリは29日にコロンビア代表と対戦する。

■試合結果
チリ代表 0-1 ウルグアイ代表

■得点者
チリ:なし
ウルグアイ:エディンソン・カバーニ(82分)

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