6/17(月) 21:18配信
Football ZONE web
断トツの数字を誇るのが10番を背負うMF中島、その数字は1人だけ別次元

1億円超えは6人、チーム内格差も鮮明! 日本代表「最新推定市場価格ランキング」

 森保一監督率いる日本代表はコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦し、グループリーグでチリ(17日)、ウルグアイ(20日)、エクアドル(24日)と対戦する。今回の日本代表は東京五輪世代の若手を中心にメンバーが組まれており、必然的に経験の浅い選手が多くなった。


 そのなかでドイツ移籍情報サイト「transfermarkt.com」が移籍金や活躍度、年齢などを踏まえて総合的に算出している選手の推定市場価格を見ると、“チーム内格差”がくっきりと浮かび上がる。

 招集23人に中で断トツの数字を誇るのは、「10番」を背負うMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)の30億6200万円だ。ポルトガル1部ポルティモネンセで圧巻のパフォーマンスを披露して一気に自身の価値を高め、今年2月にカタール1部アル・ドゥハイルへ完全移籍。森保ジャパンの中核を成すメンバーの1人だが、今回の代表ではその数字も1人だけ別次元となった。

 大きな差が開いたなかで2位につけたのは、4億9000万円のFW岡崎慎司(レスター・シティ)だ。シュツットガルト、マインツで実績を積み重ね、2015-16シーズンには移籍1年目のレスターで“奇跡のリーグ優勝”を成し遂げた。現在33歳という年齢もあり、市場での価格は下がり始めているのが現状だが、新天地で結果を残せばまた盛り返すはずだ。

レアル移籍が決まった18歳MF久保は16位、4人が最下位タイ

 3位は2億4500万円のMF柴崎岳(ヘタフェ)、4位は1億2200万円のMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)とDF植田直通(セルクル・ブルージュ)、5位は1億1000万円のDF冨安健洋(シント=トロイデン)と続き、“1億円オーバー”は23人中6人のみ。残る17人は全員が1億円を下回っており、全員あわせても中島1人に及ばない計算だ。

 FC東京からレアル・マドリード移籍が決まった18歳MF久保建英だが、まだ実績に乏しく、現時点では16位の6000万円となっている。またチーム内で最下位にあたる600万円ではGK小島亨介(大分トリニータ)、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、MF松本泰志(広島)、FW上田綺世(法政大)が並んだ。

 今回のコパ・アメリカで日本が勝ち上がれば必然的にチームと選手への注目度は高まるなか、どの選手が自らの価値を高めるのだろうか。

Football ZONE web編集部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190617-00197045-soccermzw-socc