ロサンゼルス・エンゼルスとロサンゼルス・ドジャースが11日(日本時間12日)に対戦。エンゼルスの大谷翔平選手と、ドジャースの前田健太投手が激突した。
大谷は本塁打を含むマルチ安打の活躍。一方の前田は5回途中5失点で3敗目(7勝)を喫し、明暗が分かれる結果となった。試合はエンゼルスが5−3で勝利した。

 大谷は初回、ドジャース先発・前田から、今季第7号ソロ本塁打を放ち先制点を挙げる。さらに4打席目には今季10度目となるマルチ安打を記録。その出塁で
今季初盗塁も決めた。

 一方、大谷の一発からペースを崩した前田は、突如制球を乱して2死一、二塁とすると、6番グッドウィンにセンターへの適時打を許し2点目を失う。さらに、
この日メジャー再昇格を果たしたボーアにセンターへの3ランを浴びてこの回5点を献上した。

 だが、2回以降はピンチを背負いながらも粘り強い投球を見せ、得点を許さない前田。2回には、大谷から空振り三振に打ち取り1打席目のリベンジを果たすと、
5回には、強打者トラウトからこの日2つ目の三振を奪い、マウンドを降りた。

 試合は、初回に5点をリードされたドジャース打線が、3回、5回にマンシーが2打席連続本塁打を放ち3点差に詰め寄ると、8回には代打フリースのソロ本塁打でさらに
1点を返した。

 さらに9回、シーガーが安打で出塁すると、ワイルドピッチで二塁へと進む。さらにバーデュゴが中前に安打を放ち、1点差に迫るかと思われたが、二塁走者シーガーが
走塁中に足を負傷。三塁でストップし、代走ガーリックが送られた。それでも無死一、三塁と同点のランナーを置いた状況。しかし、テイラーとヘルナンデスが
連続三振に倒れると、最後はマーティンが遊ゴロに打ち取られてゲームセット。エンゼルスのロブレスがピンチを凌ぎ、2点を守り抜いた。

 この日の大谷は、4打数2安打、1本塁打、1打点、1盗塁の成績で打率.256に上昇。前田は、4回1/3(97球)を投げ、被安打3、奪三振4、与四死球4、
失点5の成績で、防御率は3.89となっている。

ベースボールチャンネル編集部

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