「エンゼルス7−6レンジャーズ」(26日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打1打点だった。1点を追う七回1死二、三塁の打席で同点
犠飛。6試合ぶりの打点で逆転勝利を呼び込んだ。打率は・226(62打数14安打、8四死球)。チームは2連勝。

 3打席無安打で迎えた七回の打席。3点を返して1点差に詰め寄り、なおも1死二、三塁の絶好機で大谷は初対決の右腕ダウディから
中犠飛を放った。フルカウントから6球目、地面すれすれの127キロカーブを巧みなバットコントロールで拾い、同点の三塁走者をホーム
へ迎え入れた。直前の5球目では内寄り151キロ速球を打って左翼ポールのわずか左へのファウル。逆転3ランと紙一重の当たりに地
元ファンはため息をついた。

 この日のレンジャーズの先発フラドとは昨年8月16日以来の対決。前回対戦は中前適時打、三振、二ゴロだった右腕に対し、主砲トラ
ウトの12号ソロで先制した初回の打席は投ゴロ。初球、内角低めに外れる148キロ速球を見送った後、内角低めの138キロチェンジア
ップを止めたバットに当ててしまった。大谷には極めて珍しい中途半端なスイングだった。

 三回2死一、二塁の好機は中飛。初球、外角いっぱいに入る146キロ速球を見送り、ボール気味の内角高めの148キロ速球をファウル
にして追い込まれると、外角低めの137キロチェンジアップをバットの先で拾ったが、力のない飛球だった。

 1−5の六回は先頭で一ゴロ。ワンボールから内角チェンジアップを強振したが、バットの芯を外された打球が一塁線側に弾んだが、野
手のグラブに収まった。


デイリー:
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000036-dal-spo