2019-05-21 17:44
 タレントの山田邦子(58)が21日、都内で行われた芸能生活40周年記念公演『山田邦子の門』上演発表会見に出席。所属事務所である太田プロダクションとの関係が悪化し、独立を視野に入れていると今月に報じられて以降、初の公の場となったが「みなさん、雨の中、ありがとうございます。今、話し合っている最中です」と報告した。

 同作が芸能プロダクションを舞台にしていることから「事務所は大丈夫ですか?」と気遣われると「なんだかんだ言われておりますのよ。今回の話と合っちゃって(劇中に)『心機一転がんばりましょう』ってあって。これはどうなるかわかりませんけど、今話しあっている最中です」とにっこり。「太田プロもいいようにやってくださるということなので、全然何も…。マネージャー連中も年取っちゃったので、若返りっていうのもあるので、ちょっと愚痴を言ったことがこんなになっちゃって」と騒動が大きくなっていることへの戸惑いも見せた。

 続けて「そうだ、有吉(弘行)が悪いのよ」と事務所の後輩芸人をチクリ。「(もともとは)大したことじゃなかったの。有吉がラジオかなんかで『辞める』なんて言うから、大変なことになっちゃって。だから、有吉これに来なさい」と笑顔で呼びかけた山田に、報道陣から「現時点で辞めることはない?」と確認されると「ない。まずはこれを大成功させないといけない。変なもんですよね。週刊誌とかほかの報道で見るじゃない。事務所がガサガサしていて、変な感じです」と語っていた。

 今回の公演について「40周年、すごいでしょう。あんまりないでしょう。自分も、来年60歳になっちゃうんですけど、大変。こんなに大きい舞台を考えてくださったんですけど、試練でもあって…」と充実した表情。「見ていただいたらわかると思いますが、階段もいっぱいあるんですよ。新元号になってからの私の大きなステージになりますので」と意気込んだ。

 山田は先月に行われた『長唄杵勝会』での事務所の姿勢について、自身のブログで「39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした」と吐露。今月発売の『女性セブン』の直撃取材に対して「事務所は私に全然関心がないの」との不満を口にしていた。

 発表会見にはそのほか、増田有華、津田英佑、高橋直純、水木英昭らも出席。同公演は、あす22日から29日まで、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演される。
https://www.oricon.co.jp/news/2135901/full/
(最終更新:2019-05-21 18:11)