0001豆次郎 ★
2019/05/10(金) 06:19:45.62ID:2dcc+knB9“藤井時代”へ…藤井聡太七段、「令和」初陣初勝利
将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)が9日、大阪・関西将棋会館で指された第69期王将戦の1次予選4ブロックの準決勝で先手の北浜健介八段(43)を96手で破り、「令和」の初戦を白星で飾った。
「藤井時代」の第一歩を力強く踏み出した。今期2戦2勝、前期から3連勝で臨んだ令和初戦。「こちらの玉が薄く難しかった」が終始優勢で押し切った。「元号が変わってから初の対局。いいスタートが切れたと思います」と喜びをかみしめた。新元号最初の勝負メシは、創作料理店「内山田」の「和牛プレミアムハンバーグ弁当」(1000円)だった。
先月24日の平成ラスト対局はタイトル保持者・高見泰地叡王(25)に逆転勝利。10連休だったゴールデンウィークは「いつもより時間が取れるので普段以上に将棋に取り組めた」と棋力に磨きをかけ、2つの時代を白星でつないだ。
平成を「羽生(善治九段=48)先生が第一線で活躍した30年間」と表現した藤井は「羽生先生のように、というのは非常に難しいですが、自分もこれから実力を付けて、新しい時代に長く活躍できるようにしたい」と落ち着いた様子で宣言した。
デビューからの最多29連勝など数々の記録を塗り替えてきた16歳。次にファンが期待するのはタイトル戦の大舞台で活躍する姿だ。屋敷伸之九段(47)が持つタイトル挑戦最年少記録(17歳10か月、89年・棋聖戦)と、タイトル獲得最年少記録(18歳6か月、90年・棋聖戦)、そして羽生をしても塗り替えることが出来なかった谷川浩司九段(57)の持つ21歳2か月での史上最年少名人の記録更新。現在の将棋界でこの記録に挑戦する権利を持っているのは、藤井七段だけだ。
次回公式戦は15日の棋王戦予選。渡辺明棋王(王将、35)への挑戦を目指し、牧野光則五段(31)と対戦する。
◆8大タイトルへ今期残り4棋戦
藤井七段が今期中にタイトル挑戦する可能性を残すのは、8大タイトルのうち王座戦、竜王戦、王将戦、棋王戦の4棋戦。いずれかで挑戦権を獲得すると屋敷九段の最年少記録を30年ぶりに更新することになる。叡王戦は斎藤慎太郎王座、王位戦は山崎隆之八段、棋聖戦は久保利明九段と、いずれも実力者に敗れた。名人戦では予選に該当する順位戦でC級1組に在籍中。1年に1クラスしか昇級できない棋戦のため、名人に挑戦するのは最短でも23年度になる。
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