ゲド戦記 (映画)

原作者ル=グウィンの反応
「絵は美しいが、急ごしらえで、『となりのトトロ』のような繊細さや
『千と千尋の神隠し』のような力強い豊かなディテールがない」
「物語のつじつまが合わない」「登場人物の行動が伴わないため、生と死、
世界の均衡といった原作のメッセージが説教くさく感じる」などと記した。

また、原作にはない、王子が父を殺すエピソードについても、
「動機がなく、きまぐれ。人間の影の部分は魔法の剣で振り払えるようなものではない」
と強い違和感を表明している。