米プロバスケットボール(NBA)のプレーオフ、東カンファレンス準決勝第3戦(7回戦制)は76ersがラプターズを116-95で下し、2勝1敗とした。
ファイナル進出に一歩前進したが、試合中にベン・シモンズが競り合った相手の股間に肘打ちを入れるというシーンが発生。実際の瞬間を
捉えていた米メディアが動画付きで公開すると「あんな汚いプレーは出場停止処分確定だ」と辛辣な声が上がっている。

熱戦の裏で思わぬプレーが生まれた。第2クォーター、76ersの攻撃でシュートが外れ、ゴール下でリバウンドを取ろうとしたシモンズが
跳び上がったが、ラプターズのロウリーに体を寄せてブロックされた。着地の際にバランスを崩してコートに腰を落とすような形に。
ロウリーのお尻付近が顔付近に寄せられ、苛立ったのか。次の瞬間だった。

コートに腰を落としたまま、左肘を振り上げ、下腹部に当てるような素振りを見せた。これにロウリーはたまらず倒れ込み、コートを叩いて
痛がった。対照的にシモンズは起き上がるとそのままディフェンスに戻り、走り去っていったのだった。ただ、決定的瞬間は試合中継の
映像にしっかりと捉えられていた。

実際のシーンを米スポーツ専門局「ESPN」など複数のメディアが公開し、「ヤフースポーツNBA」公式ツイッターは「ベン・シモンズが
審判の見ていない間にWWEのように振る舞う」と苦言とともに映像を投稿。目の当たりにした米ファンからコメント欄で波紋が広がった。

「あんな汚いプレーは出場停止処分確定だ」「OMG。こいつは自分がナカムラだと思ってるんじゃないか」「恐ろしい!!!」「出場停止になるべき」
「ファウルはなかったのか」「何だ、これは」など声が続々。倒れたシモンズに対し、さらにロウリーが体を寄せに行ったことに苛立っているようにも
見えるが、シモンズの振る舞いに対して否定的な声が多く上がっていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190503-00059948-theanswer-spo

動画
https://the-ans.jp/news/59948/2/?utm_source=yahoonews&;utm_medium=rss&utm_campaign=59948_6