バスケットボール男子のBリーグは30日の臨時理事会で、資金難に陥っていた1部(B1)福岡の2019〜20年シーズンの資格審査を行い、2部(B2)ライセンスの交付を決めた。

 B1西地区で最下位に終わった福岡は今季の運営資金が約1億8千万円不足し、Bリーグからも融資を受けており、9日には来季のB1ライセンス不交付が決定。29日までに資金確保ができなかった場合、B2参戦資格も失う見通しだった。しかし、健康食品販売大手のやずや(福岡市)などが新株主に名乗りを上げ、資金確保にめどがたったという。

 臨時理事会後、報道陣の取材に応じたBリーグの大河正明チェアマンは「地場の企業を中心に福岡の灯を消さない判断のもと、不足資金を手当てしていただいた。リーグとしても今日が始まりと思い、(新体制となる福岡に)寄り添ってやっていきたい」と話した。


4/30(火) 17:06配信 産経新聞
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