コカインを使用した罪で逮捕・起訴されたピエール瀧被告が所属する「電気グルーヴ」の音源の配信停止などの撤回を求め、学者やミュージシャンが6万人あまりの署名を提出しました。

 ピエール瀧被告(51)が所属する「電気グルーヴ」をめぐっては、先月の瀧被告の逮捕の翌日から、インターネットでの音楽配信の停止やCDの出荷停止などの措置を所属するレコード会社「ソニーミュージックレーベルズ」などが取っています。これに対し、ミュージシャンや大学教授からなる有志は15日午後、これらの措置の撤回を求め、79か国から集めた6万4606人分の署名を提出しました。

 「これをきっかけに、日本の社会のあり方というものが変わっていくことにつながるといいなというふうに思い、今回、署名の方の活動をさせていただいたことになります」(社会学者 永田夏来さん)

 発起人らは、作品を聞く自由を奪っていることや瀧被告の回復を妨げる可能性があることなどから、回収や配信停止の撤回を求めるとしています。(15日16:02)

4/15(月) 17:09
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