4/11(木) 5:55配信
スアレスのヘッドがOG誘発!バルセロナがマンチェスター・Uに敵地で先勝/CL準々決勝
現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は準々決勝ファーストレグが行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームのオールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

下馬評を覆してベスト8に進出したユナイテッドを待っていたのは、リーガで首位を独走するバルセロナ。ユナイテッドは守勢に回る展開を想定してか、ホームでも5バック気味に守ってカウンターを狙う策に出る。

ユナイテッドとしては少しでも長く0-0の時間を長くしたい意図があったはずだが、試合は立ち上がりに動く。12分、セルヒオ・ブスケツの浮き球パスに抜け出したリオネル・メッシが、ペナルティーエリア内左から振り向き様にクロスを上げる。これをファーサイドでフリーとなっていたルイス・スアレスが頭まで折り返すと、最後はルーク・ショーに当たってそのままゴールへ。オフサイドフラッグが上がったものの、VARの末にゴールが認められ、バルセロナが早くもアウェーゴールを奪った。

反撃に出たいユナイテッドは27分、エリア内左にスコット・マクトミネイが侵入。切り返しでジェラール・ピケをかわそうとした際に倒されるが、主審は笛を鳴らさず。さらにはマーカス・ラッシュフォードのクロスを、ファーサイドでフリーとなっていたディオゴ・ダロットがヘディング。バルセロナの先制点と似たような形となったが、折り返したボールはゴール右へと外れた。

バルセロナが1点をリードして迎えた後半、前半同様にバルセロナがボールを支配し、ユナイテッドは自陣にブロックを作って迎撃。カウンターを狙うが、ボールを奪う位置が低く、なかなかバルセロナゴールを脅かすことができない。

65分、フィリペ・コウチーニョに代えてアルトゥーロ・ビダル、アルトゥールに代えてセルジ・ロベルトを投入したバルセロナに対し、ユナイテッドは68分にロメル・ルカクに代えてアントニー・マルシャル、74分にはダロットに代えてジェシー・リンガードを投入する。

1点をリードしているバルセロナはそこまで追加点に貪欲というわけではなく、メッシも先制の場面以外はそこまで決定的な仕事をさせてもらえず。83分にはゴール前でFKのチャンスを得るが、壁の下を狙ったキックはわずかに壁をかすめてGKダビド・デ・ヘアがキャッチした。

直後、トップスピードでゴール前に飛び込んできたマルシャルにパスが渡るが、ファーストタッチが大きくなりピケがクリア。85分にはラッシュフォードに代えてアンドレアス・ペレイラを投入し交代枠を使い切る。

終盤、猛攻に出たいユナイテッドだが、メッシが中盤の位置でパス回しに加わったバルセロナのボール支配をなかなか途切れさせることができず、奪いに行くというよりはミスを待つ展開となってしまい、アディショナルタイムの3分間もあっという間に過ぎて試合終了。バルセロナが敵地で先勝した。

セカンドレグは16日、バルセロナのホーム、カンプノウで行われる。

■試合結果
マンチェスター・U 0-1 バルセロナ

■得点者
バルセロナ:OG(12分)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00010003-goal-socc
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