将棋連盟の森内専務理事が退任へ
立候補せず

 日本将棋連盟理事の任期満了に伴う予備選挙の立候補が5日に締め切られ、専務理事の森内俊之九段(48)は届け出なかった。
 現職1期目で、6月に退任することになった。
 会長の佐藤康光九段(49)、女性初の常務理事に就いた清水市代女流六段(50)らは届け出た。

 森内九段は「残る任期まで職務に全力を尽くしたい」と話した。
 タイトルを通算12期獲得し、羽生善治九段(48)のライバルとして数々の名勝負を演じた。
 永世名人の資格を持つ。

 将棋連盟の常勤理事は現在、佐藤会長を含め8人。
 任期は2年で、予備選挙を経て6月の通常総会で選出される。

共同通信 2019/4/5 18:06
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