【イースタンリーグ 巨人2―0日本ハム ( 2019年4月3日 鎌ケ谷 )】 日本ハムのドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手(18)が3日、イースタンリーグの巨人戦で公式戦初先発した。

 初回は、2死一、二塁としながら、山本を空振り三振に斬りピンチを脱出。3回には、1死三塁からマルティネスに対して144キロの直球でバットを折るも、右前に運ばれ1点を失った。

 3回4安打1失点。打線の援護を得られず、初の敗戦投手にはなったものの毎回の4奪三振を奪うなど、上々の先発デビューを飾った。吉田輝は、「最少失点で切り抜けられたのは良かった。安定はしていたし直球でファウルや空振りも獲れた」と手応えを話した。

 入団から継続して掲げるテーマは、直球の精度。この試合でも49球中変化球は5球のみで直球での勝負にこだわった。「球威もコントロールもまだ納得できるレベルにないので(磨いていきたい)」。今後も直球の質を向上させることを優先的に考えながら、2軍で調整を続けていく方針だ。

2019年04月03日 17:22野球
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