0001豆次郎 ★
2019/03/27(水) 01:26:31.49ID:1hLh5/Xw9Football ZONE web
香川の初主将でスタートしたなか、交代時に腕章は小林を経由して守護神のシュミットへ
日本代表は26日、キリンチャレンジカップでボリビアに1-0の勝利を収めた。ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)が自身初のゲームキャプテンとしてスタートしたなか、後半23分にMF南野拓実(ザルツブルク)と交代。これにより“赤い腕章”はMF小林祐希(ヘーレンフェーン)を経由してGKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)に渡ったが、守護神は“勘違い”が生んだ結果だと明かした。
森保一監督は、前日会見で「基本的に総替え」と明言したとおり、22日のコロンビア戦(0-1)からスタメンを11人変更。“2列目トリオ”ではなく、トップ下に香川、サイドにはMF乾貴士(アラベス)とMF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、1トップにはFW鎌田大地(シント=トロイデン)が入った。
前半から両サイドの乾と宇佐美を中心に攻撃を仕掛けるも、前半23分の決定機は乾が決め切れず。後半13分には乾のスルーパスに鎌田が抜け出してGKと1対1となったが、相手の好セーブに遭い、ゴールネットを揺らせなかった。
森保監督は後半16分、両サイドにMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)とMF堂安律(フローニンゲン)を投入。その後、香川に代わって南野を投入し、後半31分に“2列目トリオ”の速攻で中島が決勝ゴールを挙げ、辛くも1-0でボリビアに勝利した。
この日、A代表通算97試合目にして初めて主将を務めた香川だが、南野との交代でピッチを去る際、キャプテンマークを近くにいたボランチの小林に渡した。そのまま赤い腕章はゴールマウスを守っていたシュミットの元に届き、左腕に巻くことになったが、シュミットによれば実際は別の選手がつける予定だったという。キャプテンマークについて問われた守護神は苦笑いを浮かべながら、その真相を明かす。
「あれは、本当は(西)大伍くんに渡す予定だったみたいですけど……、たぶん(小林)祐希が聞き間違えて俺に来たっぽいです」
初のキャプテンマークに苦笑「早く取りたくて試合終了と同時にすぐに岳に渡した」
西に渡る予定だったキャプテンマークを巻いて最後までゴールマウスを守り、無失点に抑え切ったシュミットだが、“初体験”で落ち着かない部分があったと話す。
「最後まで巻きました。でも、キャプテンマークを一回も巻いたことはないし、早く取りたくて、試合が終わったと同時にすぐに岳に渡しました(苦笑)」
小学2年生でサッカーを始めたなか、27歳にして初キャプテン、しかも予期せぬ展開で巡ってきただけに、苦笑いしっぱなしだったシュミット。最後に「いつか居心地のいいものにできるように頑張ります」と語った守護神にとっては、通常の1試合以上の経験値となったようだ。
Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda
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