フランス1部のモナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、
サッカー選手を引退したあと野球に転向し、MLBでのプレーを目指したいという野望を語った。
『フランス・フットボール』誌が同選手のインタビューを伝えている。

ポルトやアトレティコ・マドリーでゴールを量産し、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーでもプレーした現在33歳のファルカオ。
プレミアリーグでは苦戦を強いられたが、モナコに戻ってからは得点力を取り戻し、今季もここまで12ゴールを記録している。

コロンビア代表でもエースとして活躍してきたファルカオだが、もうひとつのスポーツにも情熱を抱いているという。
「僕はベースボールが大好きなんだ。ベネズエラで育って、子供の頃は高いレベルでプレーしていた」と仏誌のインタビューに語る。

現役引退後には、本格的に野球をプレーすることにも意欲を見せた。
「サッカー選手としてのキャリアを終えたあと、野球のプロ選手としてもうひとつのキャリアを始めるつもりだ」と話している。

他のスポーツから野球に転向した例としては、バスケットボールのスーパースターであるマイケル・ジョーダン氏が有名。
だがファルカオは“ジョーダン越え”を口にしている。

「バスケットのあと野球をプレーしたマイケル・ジョーダンにようにやれるかもしれない。
だが彼は一番高いレベルのメジャーリーグではプレーできなかった。僕は最初の成功例になりたい」とファルカオ。
バスケの“神様”も成し得なかった夢を実現することを目標に掲げた。

いずれにしても、まだしばらくはサッカー選手としてのプレーを続けることになるだろう。
ファルカオは今月行われる国際親善試合に向けたコロンビア代表にも招集されており、昨夏のワールドカップに続いて日本代表とも再戦することが見込まれる。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190312-00312971-footballc-socc