嵐の活動休止に関する衝撃も冷めやらぬなか、またもやジャニーズ事務所を揺るがすニュースが飛び込んできた。錦戸亮が関ジャニ∞から脱退する意向を固めたというのだ。
現在はジャニーズ事務所からの退所に向けた話し合いも進んでいて、夏までには結論が出る予定だという。

「週刊文春」(文藝春秋)2019年3月14日号によれば、事の発端は、渋谷すばるの関ジャニ∞脱退。
昨年の渋谷すばる脱退後、残った6人はこれからのグループ活動について話し合いを重ねたが、そのなかで錦戸亮は関ジャニ∞の解散を強く主張したそうだ。

錦戸亮は<ひとりでも欠けるなら、関ジャニの活動も終えるべきだ>との意見を述べたが、これに横山裕と村上信五が激怒。
他のメンバーも錦戸亮の提案には乗らなかった。しかし、錦戸亮の決意は固く、事務所の説得にも首を縦に振らない。
そうした反発を受けて、現在では<一刻も早く追放すべきだ>との声まであがり始めていると伝えている。

関ジャニ∞は新体制での再起をアピールしていたのだが……

SMAPが悲劇的なかたちで解散させられ、嵐も2020年いっぱいで活動休止する。
その後のジャニーズ事務所を支える役割を期待されたのは、嵐に次いで多くのファン数を擁するベテランの関ジャニ∞だ。

だが2018年7月には渋谷すばるがグループを脱退。
同年いっぱいをもってジャニーズ事務所からも離れている。また、昨年は安田章大が立ちくらみで転倒し、背中と腰を骨折。
全治3カ月の大ケガを負っていたことも明かされた。
このケガの公表と同時に、2017年2月には髄膜種を患って腫瘍摘出の手術を受けていたことも明かされている。

関ジャニ∞は対外的には、こうした不安要素を「乗り越える」ドラマを提示してきていた。

2018年7月からは新体制で5大ドームツアーを行い、9月には台北公演も実現させた。

<本当 本当 夢じゃなくて/終わらない旅を続けよう/難しい事は後にして/始まるんじゃない 始めるんだぜ!!>と歌うシングル「ここに」(9月5日リリース)は、その象徴といえる。

それだけに、水面下では真逆の動きがあったことに驚きを隠せないが、実は、この「週刊文春」報道前から、メンバーからは微妙に関係がうまくいっていないことを予感させるような言葉が出ていた。
大倉忠義と安田章大の証言「今も歪みっぱなし」

3月5日に出版された「音楽と人」(音楽と人)2019年4月号では、関ジャニ∞メンバー全員のソロインタビューが掲載されているのだが、
そのなかで多くのメンバーが、「現在でもグループのなかで微妙な波があること」を証言し、また、「グループの終わり」を示唆するような発言をしているのだ。

たとえば、大倉忠義は<嵐が過ぎ去ってひと段落ついたけど、なかなか波は収まらず(笑)、流れに身を任せてる感じです。
でもこういう時だからこそもっと頑張らなきゃと思うので、グループとして動き出した時、熱量高くやっていければなと思っています>と、“波”を示唆。

安田章大も<メンバーが減るっていう大きな出来事があって……自分たちがどうなっていくのかを考えながら走っていましたね。
メンバーの負担も大きかっただろうし、自分自身は身体のことがあったので、再スタートするのは容易じゃないなって実感はすごく強かった>としつつ、このように語っている。

<今現在もどこか歪みっぱなしのような気がします>

大倉と安田の言葉からは、シングル「ここに」でグループの再起を高らかに歌ったのとは、また別の状況があることが読み取れる。

横山裕と村上信五がグループ消滅を示唆するような発言

「週刊文春」記事では、錦戸による「関ジャニ∞解散」の提案に対し、横山と村上は一際激しい怒りを吐露したとされる。では、横山と村上はどのように語っているのか。

横山は3月6日にリリースされる42枚目のシングル「crystal」の歌詞にある<僕らは旅人>という歌詞についてインタビュアーに聞かれると、
<でも旅なんて、いつまでも続くもんじゃないな、と思います。
形あるものは終わるし、絶対なものなんてないんだな、って。そう思いたくないけど、思わざるを得ないことが多いです。
考えたくなんかないですよ。楽しく仲間と続けていけるなら、そりゃみんなそうしていきたいでしょ。

http://dailynewsonline.jp/article/1722289/
2019.03.08 06:05 wezzy