0001砂漠のマスカレード ★
2019/03/06(水) 07:04:10.22ID:I9ph6WWK9アヤックスホームでのファーストレグでは、終始守勢に回りながらも決めるべきところを決めて2-1の勝利を手にしたマドリー。
しかし、この試合でセルヒオ・ラモスが故意に警告を受けて2試合の出場停止処分を受け、セカンドレグでは守備の大黒柱を欠いての一戦となった。
さらにチームは連戦クラシコで2連敗を喫し、指揮官の去就問題も再び騒がれる状況下でセカンドレグを迎えた。
それでも、リードしているのはホームのマドリー。
開始早々、ダニエル・カルバハルの右クロスをフリーのラファエル ヴァランが頭で合わせ、これがクロスバーを直撃するビッグチャンスを掴むなど、入り方は悪くなかった。
しかし、7分に先制したのはアウェーのアヤックス。
マドリーのスローインを奪い、ドゥシャン・タディッチのパスからハキム・ジヤシュが決めてアヤックスが先手を取った。
このゴールでトータルスコア2-2となるが、この段階では2点のアウェーゴールを奪っているマドリーが勝ち抜けとなる。
当然、アヤックスは畳み掛けるように攻める。
すると18分、タディッチのキープから、スルーパスに抜け出したダビド・ネレスがGKティボー・クルトワをかわしてシュート。
2-0と突き放し、トータルスコア3-2と逆転に成功する。
若きアヤックスの勢いは止まらず、22分にはカウンターから再びネレスが抜け出してループシュートを放つも、わずかにゴール右へと外れる。
ホームで逆転を許したマドリーは、28分にルーカス・バスケスが負傷しギャレス・ベイルを投入。
さらに追い打ちをかけるように、個人技で違いを生み出していたヴィニシウスも負傷し、35分にマルコ・アセンシオと涙の交代を余儀なくされる。
負傷交代により前半で2枚の交代枠を消費することとなったマドリーは42分、
エリア内にドリブルで侵入したベイルのシュートが左ポストを直撃するチャンスも迎えたが、ファーストレグのような決定力がない。
アヤックスリードで迎えた後半、追いかける展開のマドリーが攻勢に出るものの、アヤックスもカウンターからチャンスを作る。
迎えた62分、カウンターからタディッチのシュートがゴール左上に突き刺さる。
しかし、その手前のプレーでボールがタッチラインを割っていたため、VARに判定が委ねられる。
映像ではボールはラインを出ているように見えたが、審判団の判断はゴール。アヤックスが3-0とし、トータルスコア4-2とリードした。
追い込まれたマドリーは71分、アセンシオのサイドチェンジから左サイドで受けたレギロンの折り返しを、ゴール前で合わせたのはアセンシオ。
ようやくホームチームがゴールを奪い、トータルスコアを3-4とする。
場内の雰囲気も一気にボルテージ高まるが、直後の72分、左サイドからのFKをシェーネが蹴ると、味方に合わせるのではなく、直接ゴールへ。
GKクルトワも意表を突かれたFKが逆サイドネットへと吸い込まれ、トータルスコアは5-3となる。
残り少ない時間で3ゴールが必要となったマドリーは83分、ベンゼマが最前線で奪い決定機を作るが、ルカ・モドリッチのパスと合わず、絶好機を逸してしまう。
VARの長い確認時間があったためにアディショナルタイムは5分と長めに取られたが、
マドリーはベイルが足首を負傷するアクシデントがあり、フェデリコ・バルベルデを3枚目の交代枠で投入していたため交代もできず。
さらにはフラストレーションを溜めたナチョが退場処分を受けるなど、3ゴールを奪うにはあらゆる要素が足りないマドリーは成す術なく完敗。
4連覇の夢が潰えるとともに、8シーズン連続の準決勝進出も途絶えることとなった。
■試合結果
レアル・マドリー 1-4 アヤックス
※2試合合計3-5でアヤックスが準々決勝進出
■得点者
レアル・マドリー:アセンシオ(70分)
アヤックス:ジヤシュ(7分)、ネレス(18分)タディッチ(62分)、シェーネ(72分)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00010003-goal-socc
3/6(水) 6:55配信