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19年02月28日11時00分

ロックミュージシャンの浅井健一が2月28日に、約5年振りに”浅井健一”ソロ名義となる「HARUKAZE」と「ぐっさり」の2曲を配信リリース。
「HARUKAZE」はTHE INTERCHANGE KILLSとともに作り上げた楽曲で、すでにライブでも披露されている疾走感のあるロックナンバー。「ぐっさり」はこの混沌としたネット社会に突き刺すメッセージが刻まれた叙情的なミディアムナンバーで、BLANKEY JET CITYやPONTIACSで活動を共にしたベースの照井利幸とドラムには椎野恭一が参加。対照的な浅井健一の世界観を堪能できる2曲となった。
インタビューでは平成という時代とともに駆け抜けてきた浅井に、デビューのきっかけにもなった『三宅裕司のいかすバンド天国(通称イカ天)』のことなど振り返ってもらい、新曲「ぐっさり」のテーマにもなっているネット社会について話を聞いた。

中略

――浅井さんのこの30年で思い出深いことはなんでしょうか。

 やっぱり音楽でデビュー出来たことが一番デカいかな。

――そのデビューのきっかけにもなった『イカ天』のようなバンドをフィーチャーした番組もほとんどなくなってしまって、寂しいですよね。

 当時も『イカ天』ぐらいしかなかったけどね。でも俺は『イカ天』大嫌いだったんだわ。

――そうだったんですか? それでは出演されたきっかけは何だったのでしょうか。

 当時は番組も全然観たことなくて、そもそもバンドブームという言葉が大嫌いでさ。それもあって『イカ天』も嫌いで、全然関係ないところで生きてた。レコード会社にもデモを送ってたんだけど相手にされなくて、友達が「イカ天に出ろ」って言うんだわ。俺は「ハァ?」っていう感じだったんだけど、その友達が勝手に応募しちゃってさ。

――自分たちからではなかったんですね。

 それで出演が決まって、出ることになったんだわ。あの時は良かったなというか、今となっては「ありがとう『イカ天』」という感じなんだけど。無名のバンドが世に出るチャンスだし、オーディション番組自体は良いと思うんだわ。なんで嫌いだったかというと、出てるバンドがおちゃらけているのが多くて、それが好きじゃなかった。番組の趣旨はすごく好きだったけどね。真面目な人も沢山いるとは思うけど、TVだけじゃなく今のおちゃらけているだけの世の中も好きじゃない。

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