2019年2月25日 15時50分
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記者会見で険しい表情の平尾勇気(中央)。右は鈴木?伸公認会計士、左は東口良司弁護士=東京・TKPお茶ノ水カンファレンスセンター(撮影・開出牧)

 2017年7月に死去した作曲家・平尾昌晃さん(享年79)の60億円ともいわれる遺産の相続をめぐる問題で、三男で歌手の平尾勇気(39)が25日、都内で会見した。
平尾さんの妻で「平尾昌晃音楽事務所」社長を務めるMさんの「取締役の職務執行停止」を求めた仮処分申し立てが、今月13日に却下された後、Mさんと和解に向けて話し合ったことを報告。1度は合意に至ったものの、24日朝にMさんが突如、和解を拒否したという。

 勇気は和解案として、(1)Mさんと勇気ら3兄弟が取締役になる、(2)使途不明金について疑惑の解明をする、の2点を挙げて、「私とMさんは感情的な対立は残ってますが、この2点は合意できると考えました」と主張。
「Mさんとの間に私の親代わりの方が入ってくれて、ほとんど寝ることなく何日も尽力していただきました。和解への努力を無駄にしたくありませんし、(兄弟と)3人の顔に泥をぬることはできませんが、Mさんを批判することは控えたい」と説明した。

 仮処分の判決が不服として、予定していた東京高裁への抗告も、一両日中にも行うことも明かした。