【ラジオ】『なごり雪』は、なぜ失恋ソングとして優れているのか? いきものがかり・水野が熱弁
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2019年02月18日
『なごり雪』は、なぜ失恋ソングとして優れているのか? いきものがかり・水野が熱弁
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。2月14日(木)のオンエアは、いきものがかりの水野良樹とのコンビでお届けしました。
日替わりナビゲーターがお送りするコーナー「DAILY SESSIONS」。この日は、「失恋ソング」について水野が解説しました。水野の思う失恋ソングの金字塔は、『なごり雪』。その魅力とは。
■物語が「会話」で進行しない
いきものがかりの曲のなかには、『なごり雪』に影響を受けて書いた曲が何曲もあるのだとか。そのひとつが『KIRA KIRA TRAIN』です。
水野:この曲は、ほぼ『なごり雪』のオマージュです。設定は、ほぼ一緒。冬が終わりかける季節で、ホームが舞台になっていて。
藤田:なるほど。
(中略)
続いて、「憧れが強すぎて雪を降らせちゃいました」と、紹介したのは『SNOW AGAIN』です。
水野:ポイントは“相手の表情を見ている”というところ。別れ際のカップルって、たぶんなんですけど、おしゃべりではないと思うんです。いろいろなことを語れるような関係だったら別れてないような気がしていて、会話をしてもギクシャクしてしまって、ボソッとつぶやく程度。だから、2人の会話で物語が進行するのは少なくて、どちらかというと黙っていて、お互いの横顔を見て、表情を見て、相手の気持ちを探ってるシーンのほうが多いんじゃないかと。「違う道に進むんだな」と、彼や彼女の表情を見て悟るんです。『SNOW AGAIN』は、その構造の影響を受けています。
■「それだけで名曲になっちゃう」ポイント2つ
『なごり雪』は、シチュエーションも大事なポイントです。駅が出てくること。もうひとつは、季節の変わり目であることです。
水野:これは、2大「それだけで名曲になっちゃう、リーサルウェポン」的ポイントです。季節の変わり目というだけで、物語が進行していく感じがします。区切りというのは、必ずドラマが起こるもので、冬から春に変わるだけで、登場人物が違う段階に進むことが、何も説明しなくても伝えることができます。特に冬から春という季節は、すごく使いやすいというか、一番いい物語ができる変わり目なんです。
藤田:なるほど!
水野:大事なのは、ここで向かっていくのは春だということ。グッとくるにはコントラストが大事で、あたたかな印象、始まりの印象のある春に向かうというのに、登場人物たちは別れを迎えたり、悲しさや切なさを抱えている、このコントラストが心を刺すギャップとなるんです。そして、駅にいるというだけでドラマになります。
藤田:駅のもつ、別れの情緒みたいなのがありますよね。
水野:出会いと別れの場所です。駅のホームは電車に乗る人と、残る人。人生を前に進める人と立ち止まる人と、どちらも表現できます。だからすごくわかりやすい舞台なんです。
(中略)
■別れは「ワンシーンの印象」が大きい
(中略)
水野は最後に、『なごり雪』に対する熱い思いを語りました。
水野:ふと彼女の横顔を見たときに、自分が知っている彼女ではなくなっていた。今まで、長い時間を共に過ごしてきたはずだけど、彼女とは違う人生を生きているんだと、主人公は悟るわけです。自分とは違う夢を見ている、違う道を進んでいる。しかも、「彼女にとって進むべき道なんだ。彼女の幸せにとって、これが正しい道なんだ」ということを悟っていて、そこに何もすることができない、ぼう然としている自分がいる。さまざまな全ての感情が歌詞の最後の2行の中に詰め込まれていて、聴き手がいくらでも想像を膨らませることができて、いろいろな物語がうまれていきます。
水野は「こういう曲が書けるようになりたいな」と、最後にポツリとつぶやきました。『なごり雪』や、今回紹介した曲を、ぜひ改めて聴いてみてください。
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2019/02/214-1.html 南こうせつが伊勢正三に印税やらなんやらで稼げるからお前も歌を作ってみろと言って最初に持ってきた曲がなごり雪と22歳の別れという話すげーとおもた。 正やんが歌うと
きれいにーなったー
が
きれいになったあー
なるから違和感
作曲者の譜割りが合ってるのかも知れないけど なごり雪の男はな、歌の中で一度も顔を上げてないんだよ。
時計を気にしてる時もしかり、唇がさようならと動くのが怖いのもしかり、落ちては溶ける雪を見るのもしかり。
全部顔を上げそうな状況なのに上げない、ここが幼い男を表現しているんだよなぁ。
女の子と男の子の速度の違いなんだよね。やっぱり女の子のほうが先に大人になっていくんだよねどうしても。
って歌なんだ、なごり雪は。参考にしてくれ >>62
いや、過去だと
「歌詞の内容やそっち」ここが重視されてたが
今の時代だと、それが薄いのさ
メロディーやノリ、そこが強くなってるってことな??
昨今の若者に聞いてみ??
「あいみょん」とか売れてるのもでいいから
「その歌詞はどういう意味で、どういう内容でしたか??」ってね
わかってない奴が多数なのさ
akbや坂道にしても、歌詞なんて理解されてるのは薄いで
さらには「同一のメロディー」な
替え歌と同じで、そのメロディーに対して「お前が歌詞を作る」
これでも良い曲になってるってことな
「米津のlemon」ってあるが、お前が歌詞を作ってみ?
メロディーが良いから、それなりの詩になるのさ 1学期は何とも思っていなかった女子が秋ごろから急に綺麗に思えてきたというのは誰にでもある話じゃないか。
なごり雪はまさにそれなんだよ。 伊勢正三はいろんなとこで振られまくったんだろうな。 >>62
まー、本来なら有料のコメントだが
「単純接触の原理」
ここの心理学が強く歌でも、何でも働くってことだろうね
「なごり雪」
過去の名曲やそっちで流すから、耳に残り、好感を得やすいってところか
それなりの「大衆にヒットする」「大衆に好かれる」
ここがある前提になるけどね 今話題の歌姫なんなんの番組で68才のイルカが生歌披露してたけど全く衰えてなかったわ。
20代並みのツヤツヤヘアーにも驚かされたな。 >>70
誰からも相手にされてもいないのに上から目線やな
内容も基本的にスレと関係なくその上中身が全くないのに イルカみたいな性的なものを全く感じさせない女性が歌ったからいいんであってこれが奥村チヨあたりだったら絶対うれなかった。 初っ端からもう汽車動いてるもんな
走り去る汽車と呼応するかのように
曲が盛り上がっていく
やっぱ名曲だわ 夢をあきらめないで 岡村孝子
↑これもまさに、なごり雪路線の曲だったってことだな(笑)
他にもいっぱいあるんちゃうん? 最近年を取ったせいなのか、こういう曲を聴くと流行っていた頃の記憶が鮮やかによみがえる。 >>37
悲哀感があっていいな。涙なしには居られない。 別れるときに自分の本当の気持ちに気付き
自分にとっての彼女の存在の大きさに気付いた
大切なものは失って初めて気付く 伊勢正三が作った歌なら「22才の別れ」も好きだな。
この2曲を弾きたい為に、ギターを練習してた。 >>1
こういうの聞いたら負け
プロのいうことだから説得力あるはずで
歌なんて自分なりの解釈でいい
人々はもっと自分を大切にすべき まあ、失恋ソングかどうかは置いておいて、>>1でいうところの、駅と季節の変わり目ってのは、
確かにドラマチックになるポイントではあるわな。 こういうのは解説する人も相応の才能がないとなんの意味もない 普通この手の時代の曲は地方から離れてく物語が多かったけどなごり雪は東京から離れてく物語なんだよな
しかも男じゃなくて女ってのが色んな情景を想像させてくれる
集団就職で地方から出てきて夢破れて故郷に帰るのか
はたまた実家から家を継げ、お見合いをしろと呼び戻されたのか
聴き手によって物語は違うと想う
地方から上京した当時の若者達全員が共感出来た後世に残る素晴らしい名曲
俺は伊勢正三よりイルカが好き なごり雪を聴いてホモ関連をイメージする人はコサキンリスナー 歌なんて聴き手の解釈次第。己の解釈を押し付けんなよ。 >>96
わかる。名曲すぐる。伊勢正三の声の方が好きやけど。 これ、失恋ソングだったの?
俺が学生の頃は卒業ソングだったが ♪東京で見る雪はこれが最後ね、と寂しそうに君が呟く
♪君が去ったホームに残り落ちては融ける雪を見ていた
有終の美学、日本人好きだもんな 最近の伊勢正三本当に気持ち悪く歌うよね(笑)
色気づいて変にかっこよく歌いたがる感じが曲と全然あってない
若い頃の飾りっ毛なくサラっと歌うのがストイックな感じがして良かったんだが >>51
そのまま、事情で別々の親か親戚の家で暮らすことになった兄と妹の歌 駅での離別
としてもほとんど取れる
かえって意味が通じやすかったり叙情的になったりさえする
いずれにせよ多様に取れるのはいい詩の条件の一つ >>4
ハッキリ言ってやるな。
本人も気にしてるだろう。 大林宣彦監督で同名の映画あったよな
歌詞と全然合ってない内容だったけど こいつ震災のあと斉藤和義が反原発ソング歌ってたら公然と批判してて嫌いになった 伊勢正三は印象に残る歌詞を書くよね
君と歩いた青春 雨の物語 水野は毒にも薬にもならない中学生が合唱で歌いやすい曲を作る才能はある それこそが大人ってモンだ(文句言うな)
誰も言ってないだろ(君以外は)
頑張って無い証拠だゾ☆ こんな綺麗な娘とこれまで共に時を過ごしていたことに俺は気付かなかった、
それを今頃気付くなんてと言う男の悲哀を歌った曲だ。 今だったら携帯の電話番号やメルアド交換して
どこに行ってもすぐ連絡取れるみたいな感じだから
昔みたいにここで別れたらもう二度と会えないんじゃないか
みたいな感情ってなくなってしまったよな こんな歌が流行った時代だっただけです
学生街の喫茶店とかイチゴ白書とか神田川とか >>65
良くあることだ
シクラメンのかほりの小椋佳バージョンを聴いてみ >幼馴染と上京して付き合ってたけど男の将来性が不安で女が見切りをつけて故郷に帰る歌じゃないかな。 >>4
すでにけっこう人気だったぞ
なごり雪の入ったアルバムは年間5位
イルカは最初歌うのをためらったくらい >>3
マジで言ってる?
去る女側は卒業の面が大きいけど、残された男には失恋の側面が大きかった。
つまり同じレベルで愛し合ってたつもりが、女が成長して男女ではっきりとした温度差ができたって話でしょ。
男にしたら立派な失恋ソング。
西野カナでも聴いてろよ。 そういや10年ぐらい前に僕っ子ソングがよく流れてたけど、何だっけあれ…
>>49
メタルってこんなんだしな
https://www.youtube.com/watch?v=xF5bADlrhTc >>44
感情を乗せすぎずに歌う為って言ってたね。 たしか、こうせつが自分の部屋のシャワーを浴びてる間に正やんに一曲作っておくように、と指令を出して
こうせつがシャワーから出てきた時に出来たのが、かぐや姫の曲の「好きだった人」という話をどこかから聞いたような。
74年発売の「かぐや姫LIVE」のアルバムの頃の正やんの歌声は本当に素晴らしい。
とくにそのアルバムに入ってる「置手紙」はたまらん。
あと今の時期なら「北国列車」かな。AKBや坂道グループに正やんの名曲を聞かせてあげたい。 >>114
地方から一緒に上京してきて夢破れたか何かして女の子だけが故郷に帰ってしまう曲だと思う 恋心を認めた瞬間が失恋した瞬間なんだろ?
別れが決まっていたから恋心に気付かないようにしていたとも取れる
失恋ソングで良いんじゃないか? 秒速5センチメートル
あれ、なごり雪も曲の候補だったらしい
でもそれだとあんまり合わなかったかも
>>72
ヅラだろ
>>59>>76
中島みゆきと勘違いしているかと 好きな気持ちは分かるけどピント外れな場合はどうなんだろう
違う解釈を聞いたら醒めてしまうのかな >>4
イルカという芸名であることも絶妙だ。クジラ、ライオン、オランウータン、インドサイ、カメレオンなどいずれもしっくりこない。 イルカが「雪になったつもりで歌ってる」と言ってて目から鱗だったわ 誰か
「22歳の別れ」や「私鉄沿線」についても分析してくれ この歌の舞台になってる駅って、東京駅か上野駅のどっちだろうか?
個人的には東京駅だと思ってるんだが いちご白書は時々口ずさむしサイモンだっけ学生運動の情景を思い出すな
みんながビートルズを聴いてたそんな時代だった
加藤和彦「音楽の必要のない時代に成ってしまった」
マイナーなメロディを聴いてたんじゃ生きて行けない時代さ
あの素晴らしい愛をもう一度〜♪ 失恋ソングなのか?初めて聞いた説だな。卒業して旅立ちの歌だと思ったんだが ショーやんのオリジナルが圧倒的にいい。LP時代の俺。 >>136
22才の別れは5年も付き合ってる男がぐずぐずしてて、結局他の男と結婚してしまう歌。
私鉄沿線はストーカーソング 「なごり雪」は「22才の別れ」の男視点でしょ
女は結婚するために東京を離れるんだよ >>138
名曲赤いハイヒールがアンサーソングで
木綿ばかりで忘れられているのが悲しい >>133
イルカは旦那とシュリークスってデュオをやってたんだよね。
「私は好奇心の強い女」がちょっと話題に成ったけどそれっきりで、旦那がプロデュースに回って、ソロでイルカ。
コミカルな歌ばかり歌ってたからなあ一時期。 君が去ったホームに残り
落ちては溶ける雪を見ていた
単なる卒業唱歌ならこんなウジウジしたところまで歌わない。
それは「送る言葉」にしても同じこと。 キミが去ったホームに残り
落ちては溶ける雪を見ていた >>136
昔は田舎で私鉄沿線の意味が分からなかったが
しょぼい住宅街のイメージなんだろうな 22才の別れは相手の男5年間も何してたんだろうと
音信不通だったなかな あらゆるコミュニケーションを絶たれて孤独になる時間があって
そんなとき音楽を聴くぐらいしか娯楽が無かった時代には
エンタメの王者だった音楽だけど今や見る影もないな オールナイトニッポンもくようび〜♪
伊勢正三の曲を聴いてたオレはイルカのなごり雪が嫌いだった 22歳の別れ、20歳のめぐりあい、ともに良い曲だねえ。 伊勢正三はなごり雪と二十二才の別れを3日で書いて自分は天才だと確信した
しかしその後それを越えた曲が書けなかった >>118
イルカバージョンはかぐや姫のカバーだがイルカの歌い方がしっくりくるという話なんだけどね
シンガーソングライターがセルフカバーすると違う歌唱をするとは違う話っす >>154
誕生日に22本のろうそくを立て17本目からは一緒に火をつけた、ってことは5年間付き合ってたんだろ >>138
木綿は歌詞の中で主役が男と女が変わって短い歌詞の中で物語が完結してるが凄い
物語の内容としてはなごり雪とは逆の寂しさが泣かせる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています