2/17(日) 9:00配信
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 子どもたちの「野球離れ」を食い止めようと、青森県内の野球やスポーツに関連する15団体が16日、「県野球団体連絡協議会」を設立した。世代間の連絡体制を強化し競技の普及、振興を図っていく。

 県高野連によると、2018年の全国の硬式野球部員は、少子化などを背景に10年前から1割近く減り、約15万3千人。青森県は426人(16.8%)減の約2100人で、減少率は東北6県では宮城県に次いで小さいものの、全国の都道府県ではワースト9位だった。

 協議会の設立は、「普及振興委員会」設置など、すでに普及活動に取り組んでいる県高野連の呼び掛けで実現した。今後、定期的に会合を開き、現場の声や活動状況などの情報を共有し意見を交わす予定。全国の都道府県で同様の動きがあるという。

 協議会を構成するのは、県高野連のほか、県還暦野球連盟、県朝野球連盟、リトルリーグ県協会、県中学校体育連盟など。団体は今後増える可能性もある。

 16日に青森市のホテルアップルパレス青森で開いた第1回協議会で、県高野連の前田済(わたる)会長が「子どもたちがボールを投げる、打つ機会が減っている。連携を深め、新しい施策を考えられたら」とあいさつ。各団体の出席者が活動を報告し「勝利至上主義の指導者の考え方から変えなければいけない」などの意見が出た。

 同日は筑波大学硬式野球部監督の川村卓准教授が「これからの野球指導の在り方」と題して講演し、全国で少子化の進行状況を上回るペースで子どもたちの野球離れが進んでいるというデータなどを紹介した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00000004-webtoo-l02

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