2/17(日) 5:34配信
◆男子テニス ABM・AMROワールド第5日(15日、オランダ・ロッテルダム)

 準々決勝が行われ、第1シードで世界ランキング7位の錦織圭(29)=日清食品=は、同38位のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6―3、6―2で下して4強入り。18日発表の世界ランキングでロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて6位に浮上することが確定した。6位以内は5位だった17年4月以来2年ぶり。

 ラリーが続けば続くほど錦織の持ち味が際立った。第2セットで0―2から6連続ゲームを奪って快勝し、「しぶといテニスでミスなく攻めるプレーができている」と、内容に満足した。

 初対戦のフチョビッチが、正確な読みとフットワークでストローク戦に挑んできたことは想定内。「ラリー戦は長くなると思ったので、なるべく自分が主導権を握れるように意識した」。第2セットは積極的なネットプレーが光った。「気持ちがリラックスして、思い切りいけた」と、迷いのないプレーでポイントを重ねた。

 4強入りで18日発表の世界ランキングは6位に浮上することが確定した。6位以内は5位だった17年4月以来2年ぶり。「ミスの少ないテニスができれば、誰にでも勝てるチャンスはある」と、自信をのぞかせた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000455-sph-spo