NHK大河ドラマ「いだてん−東京オリムピック噺−」に暗雲が漂っている。10日に放送された第6話の平均視聴率が9・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と1桁台に落ち込んだのだ。6週目にしての1桁陥落は大河史上最速とあって、てこ入れも検討されるところだが、起爆剤として“あの人”の登場に期待が集まっている。

 この日の夜8時は、日本テレビ系「世界のはてまでイッテQ!」、テレビ朝日系「ポツンと一軒家」という人気番組に加えて、フジテレビ系が四大陸フィギュアスケート選手権の「男子フリー」と強力ラインアップだけに、視聴率で苦戦することは致し方がない。

 しかし、宮藤官九郎脚本で、人気の朝ドラ「あまちゃん」キャストが大挙出演するなど鳴り物入りで始まった割には、視聴率は右肩下がりとなっており、少々寂しい感じは否めない。

 「視聴率のテコ入れのためにはさらなる話題の投下が必要でしょう。そのカギが“のん”。先日のブルーリボン賞授賞式で『あまちゃん』に出演していた松岡茉優が出演を熱望していましたが、視聴者はいつ、のんが登場するのかに注目しています」と放送関係者。

 果たして、その日は来るのか。

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