商業利用に当たらず=高知商ダンス出演問題−高野連

 日本高校野球連盟は13日、大阪市内で全体審議委員会を開き、高知商(高知)の野球部員が昨年12月にダンス同好会の有料イベントに参加した問題を再審議し、日本学生野球憲章が禁じる「部員の商業利用」には当たらないことを確認した。

 ただし、ユニホーム姿で舞台に上がったことに関しては慎重な議論が必要と判断。
 20日の理事会で意見を集約した上で、日本学生野球協会審査室会議に上申するかどうかなどを決める。

 日本高野連によると、以前は「アマチュア違反」の具体例などを示した文書の中で、ユニホーム姿でテレビや舞台に出ることを禁じていた。
 しかし、改正後の日本学生野球憲章に対応した形に改めた文書がないため、指導者への周知徹底という面で高野連側に不手際があったという。(2019/02/13-20:38)

時事通信 2019年02月13日20時38分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021301236