2014年にテレビ界に復帰したタレントのヒロミ(53)。現在、自身がメインMCを務める番組は、『ウチのガヤがすみません!』
『火曜サプライズ』(ともに日本テレビ系)や『東大王』(TBS系)、『アオハルTV』(フジテレビ系)などをはじめ5本。
さらに準レギュラー番組の『有吉ゼミ』(日本テレビ系)や『ワイドナショー』(フジテレビ系)などを含めると、合計9本の番組に出演し、“完全復活”したといってもいいだろう。

「どんどんメインMC番組を増やし、着実に大物司会者としての地位を取り戻しつつあるヒロミさんですが、
新番組がスタートする際にはスタッフに対して“元ヤンキーならではの交渉術”でマウンティングして、自分の特別感をアピールするのが恒例になっています」

と、東京八王子の暴走族出身の“ヒロミ流交渉術”があると話すのは、ある制作会社関係者。

「ヒロミさんは、新番組スタート時にささいなことでブチギレるんです。

それも下っ端のADに対してではなく総合演出やチーフプロデューサーといった、番組内で一番エラいと目される立場の人間に対して“一発かます”んです。
そうすることで“この番組で一番エラいのは俺”という印象をスタッフに見せつける。
ただ、テレビの制作スタッフも、今や局をまたがって仕事をしている人が多いので、それが“恒例行事”であることも知っている。
だから、“ああ、またいつものやり方ね……”と“茶番劇”を冷めた目で見ていますよ」(前出の制作会社関係者)

実際、先日、まさにそれが繰り広げられたという。

「1月27日からフジテレビで新たに始まった『アオハルTV』(毎週日曜日21時から1時間)の初回2時間SPの収録でのこと。
ヒロミさんはスタジオに入るや、“なに、このしょぼいセット? こんなんじゃやってられねーよ!”とブチギレたそうですよ。
それで結果、視聴率は4%ちょい。ゴールデンの2時間SPでこの数字は、いきなり崖っぷちです。はたして夏まで持つか……」(放送作家)

しかも、この交渉術は深夜帯番組限定のワザだという。イギリス留学をするために、昨年9月に番組を降板したウエンツ瑛士(33)からメ
インMCを引き継いだゴールデン番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)では、「借りてきた猫のように物静かだそうですよ」と、前出の放送作家は語る。

現在は、視聴者からは支持されているようだが、一部スタッフからは冷ややかな目で見られているというヒロミ。
再びレギュラー番組ゼロ、などという事態にならなければいいが……。

http://dailynewsonline.jp/article/1686474/
2019.02.10 08:00 日刊大衆