2020年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を懸けた大阪国際女子マラソンが27日、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着点とする42.195キロのコースであり、ファツマ・サド(エチオピア)が2時間25分39秒で優勝した。

すでにMGCの出場権を持っている小原怜(天満屋)が2時間25分46秒で日本勢トップの2位に入った。中野円花(ノーリツ)が2時間27分39秒で4位(日本人2位)に入り、MGC出場権を獲得した。16年リオデジャネイロ五輪代表の福士加代子(ワコール)はレース前半に転倒し、35キロ付近で途中棄権した。

今大会のMGC出場権獲得の条件は、日本勢1〜3位で2時間28分以内、日本勢4〜6位の場合で2時間27分以内。すでに小原は昨年出場した2レースの記録平均で2時間28分以内をマークしており、資格を得ている。(記録は速報値)

毎日新聞 2019年1月27日 15時03分
https://mainichi.jp/articles/20190127/k00/00m/050/059000c