お笑い芸人・狩野英孝(36)が20日未明放送のフジテレビ系「これってマストですか」(土曜・深夜2時)に出演。「謝罪会見を開く必要」について言及した。

 世の中に存在する「ルール」「しきたり」「ややこしい手続き」「ルーティーン」が本当にマスト(必要)なのかプレゼンターが、「マストの番人」と徹底討論する番組。

 プレゼンターの元「モーニング娘。」でタレントの藤本美貴(33)が「謝罪会見ってマストですか?」と主張した。「社会的に問題を起こしたり、迷惑をかけたりというなら謝罪会見をしなくてはいけないと思うんですけど、不倫とか恋愛の話とかは誰に謝っているのか分からない。芸能界で言えば仕事関係の人に迷惑をかけることもあるけど、それは直接謝ればいい。その方が気持ちは伝わるだろうしあえて会見を開く必要はない」と話した。

 これに「番人」側の勝間和代(50)は「それは好感度で仕事をしている芸能人だからですよ。そういう人たちが不倫をするというのは、結婚制度だとか恋愛に対してヒビを入れていることになるので、社会的にゆらぐんです」などと独自の目線で解説した。

 しかし、2017年1月21日に未成年との不適切行為で謝罪会見を開いた狩野が藤本を援護。「やりたい人がやればいいんです。僕も謝罪会見を行いましたけど、僕は『やりたい』と思ったんです。なかにはやりたくない人もいるんでしょうけど、僕は事実をここで発表したいと思ったから。活字だけだと、事実を伝えきれないと思うことがあったんで」と熱く語った。

 さらに狩野は「マスコミが謝罪会見をエンターテインメントショーにしたがる」と指摘。「僕は迷惑をかけた方々に謝罪をしたかったんですけど、お辞儀の秒数は何秒だとかしか取り上げなかった」と苦言を呈した。

 「番人」側のオール巨人(67)は「なんかの線を引いて幕引きしとかないと、次に仕事ができないから。後からブツブツまた言われる」と見解を示した。

1/20(日) 16:14配信 スポーツ報知
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