◆ 稀勢の里「一片の悔いも…」にラオウ名セリフ重ねる人続々 化粧まわしも着用の過去

横綱稀勢の里が16日、都内で引退会見を開き、「私の…土俵人生において、一片の悔いも残っていません」と涙をにじませ、引退決意の思いを語った。
この「一片の悔いもない」という言葉は、大人気漫画「北斗の拳」のキャラクター・ラオウの名セリフ「我が生涯に一片の悔いなし」をファンに彷彿させたようで、ネットでも即話題となった。

稀勢の里は実際に「ラオウ」の化粧まわしをつけたこともあった。
17年の夏場所で長兄・ラオウを稀勢の里が、次兄・トキの化粧まわしを松鳳山、末弟で主人公・ケンシロウを太刀持ちの高安が着用し、話題を呼んだ。

稀勢の里は当時、この化粧まわしを贈呈した社のHPで「自分の性格的にはラオウ。孤独で強い。先代の鳴戸親方からも『孤独にならないと強くなれない』と言われていました」と、ラオウを選んだ理由を語り、ラオウの生き方と自分を重ねるコメントをつづっていた。

そんな稀勢の里が、引退会見で「一片の悔いも残っていません」とコメントしたことにネットはすぐさま反応。
「ラオウのセリフかよ」「巨星墜つ!ラオウと同じ言葉で」「さすがラオウ」「ラオウできたか」「ラオウ稀勢の里」と、稀勢の里とラオウの言葉を重ねるコメントが続々と上がっていた。

「我が生涯に一片の悔いなし」のセリフは、弟のケンシロウに屈したラオウが、絶命寸前に仁王立ちで発する最後の言葉。
北斗の拳ファンの間ではあまりにも有名。

(写真)引退会見後、報道陣から花束を受け取った稀勢の里=両国国技館
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デイリースポーツ 2019/1/16(水) 16:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000084-dal-spo